『Mass Effect』や『Dragon Age』は知っていても、どれから遊べばいいのか分からない人は多いはずです。BioWare(バイオウェア)の作品は本数が多く、日本語に対応しているかどうかも作品ごとに違います。
BioWareのゲームはどれから? 最初はMass Effect 3部作、日本語対応を作品ごとに整理

EA は10月21日、BioWare のスタジオとエドモントンの拠点を閉じると発表しました。小さなチームが初期開発を進めていた次の Mass Effect も、先へ進めないと決めています。同時に抱える大型の開発を絞るため、と説明しています。
発表の中で、EA は BioWare をこう評しています。
BioWare は RPG というジャンルの形づくりに力を貸した伝説的なスタジオで、この決定を軽く下したわけではない。(EA の発表)
すでに出ている作品の販売やサーバーの扱いには、発表は触れていません。そこで、10月23日時点で Steam の日本のストアで確かめた主な10本から、最初の1本を選びます。
選ぶときに見る2つのこと
1つ目は日本語です。Steam の言語表では、ここで並べた作品に日本語の音声が入ったものはありません。字幕とメニューが日本語になるかどうかが分かれ目で、それすらない作品が10本中6本あります。
2つ目は、日本で買えるかどうかです。『Mass Effect: Andromeda』は、Steam の日本のストアでは買えません。EA の作品ページでも、対応言語に日本語はありません。
Mass Effect の入り方
Mass Effect Legendary Edition(2021年・PC/PlayStation/Xbox)
2007年、2010年、2012年に出た3部作を、1本にまとめたリマスターです。EA の公式ページによると、3作のシングルプレイの本編に、40以上の追加コンテンツが入っています。3作目にあったマルチプレイは収められていません。
日本語は字幕とメニューに対応しています。Steam の言語表では、音声は英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語の4つです。価格は8,700円で、23日時点では割引はありません。
EA の作品ページには、購入先として EA app・Steam・PlayStation・Xbox のストアが並んでいます。家庭用機で買う場合は、各ストアで言語と価格を確かめてください。
Steam のストアページでは、収録内容の一覧も見られます。3作目のマルチプレイが入っていないことも含めて、買う前に中身を確かめておくと安心です。
Mass Effect: Andromeda(2017年)は、日本では買えない
3部作のあとに出た作品ですが、Steam の日本のストアでは買えません。EA の作品ページの対応言語にも、日本語はありません。この記事では、選ぶ候補から外します。
Dragon Age の入り方
ドラゴンエイジ インクイジション(2014年)
Steam で日本語の字幕とメニューに対応する Dragon Age は、4作のうち後の2本です。古いほうがこの3作目で、Steam では5,800円。音声は英語・フランス語・ドイツ語です。
1・2作目の『Dragon Age: Origins』と『Dragon Age II』は、Ultimate Edition が Steam で4,300円です。ただ、どちらも Steam では日本語に対応していません。
Steam で日本語で遊ぶなら、インクイジションから入ることになります。Steam のストアページで、言語の一覧を見比べられます。
ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者(2024年・PC/PlayStation/Xbox)
2024年10月31日に出たシリーズ4作目で、EA は1人用の RPG と説明しています。日本語は字幕とメニューで、音声は英語・フランス語・ドイツ語です。Steam では8,400円です。
EA の作品ページの購入先は、EA app・Steam・Epic Games ストア・PlayStation・Xbox です。インクイジションから10年空いて出た作品なので、順番にこだわらず最新作から触れるのも手です。
Baldur’s Gate と、ほかの作品
Baldur’s Gate: Enhanced Edition(1998年)
1998年に BioWare が開発した RPG を、Beamdog が手直しした Enhanced Edition です。Steam で2,300円。字幕とメニューは日本語に対応しています。
続く『Baldur’s Gate II: Enhanced Edition』も2,300円ですが、日本語には対応していません。
名前を受け継いだ『バルダーズ・ゲート3』は、Larian Studios の作品です。どんなゲームかはD&D を知らなくても遊べるかをまとめた記事に書きました。
1作目は1998年、3作目は2023年の作品です。1作目の Steam のストアページと見比べると、25年ぶんの変化が分かります。
Star Wars: Knights of the Old Republic(2003年)と Jade Empire(2005年)
どちらも Steam では日本語がありません。KOTOR が1,200円、『Jade Empire: Special Edition』が1,400円です。英語で読める人なら、手ごろな値段で BioWare の2000年代の作品に触れられます。
なお、続編の『KOTOR II』は開発が Obsidian Entertainment です。名前は続いていますが、BioWare の作品ではありません。
10本を並べると
| 作品 | 発売 | 日本語の字幕・メニュー(Steam) | Steam の価格(10月23日) |
|---|---|---|---|
| Mass Effect Legendary Edition | 2021年(元は2007〜2012年) | あり | 8,700円 |
| Mass Effect: Andromeda | 2017年 | なし | 日本のストアでは買えない |
| Dragon Age: Origins - Ultimate Edition | 2009年 | なし | 4,300円 |
| Dragon Age II: Ultimate Edition | 2011年 | なし | 4,300円 |
| ドラゴンエイジ インクイジション | 2014年 | あり | 5,800円 |
| ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者 | 2024年 | あり | 8,400円 |
| Baldur’s Gate: Enhanced Edition | 1998年(手直しは Beamdog) | あり | 2,300円 |
| Baldur’s Gate II: Enhanced Edition | 2000年(手直しは2013年) | なし | 2,300円 |
| Star Wars: Knights of the Old Republic | 2003年 | なし | 1,200円 |
| Jade Empire: Special Edition | 2005年 | なし | 1,400円 |
日本語の音声は、どの作品にもありません。価格はセールで大きく動くので、買う前にストアで確かめてください。
結局どれから遊ぶか
最初の1本は Mass Effect Legendary Edition です。日本語の字幕で読めて、1本で3部作を最後まで追えます。3部作をまとめて日本語の字幕で遊べるのは、この1本です。
ファンタジーが好きなら、Dragon Age のインクイジションから。Steam では1・2作目に日本語がないので、ここが日本語で入れる最初の作品になります。気に入ったら、ヴェイルの守護者へ進んでください。
古い RPG の手ざわりを知りたい人には、Baldur’s Gate: Enhanced Edition。2,300円で、日本語で読めます。バルダーズ・ゲート3を遊んだ人が、名前の元をたどる1本にもなります。
ここで挙げた作品のうち Andromeda 以外は、閉鎖の発表のあとも Steam で買えます。気になる作品はウィッシュリストに入れておくと、値引きの知らせも受け取れます。
長く遊ばれてきた RPG ばかりなので、気になった1本から手に取ってもらえたらうれしいところです。
※ PlayStation・Xbox での販売状況と価格は一次情報を確認しきれていないため、誤りがあればお問い合わせからお知らせください。
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