Steamで10月29日、『エンド オブ エタニティ 4K/HD EDITION』向けのDLCが出ました。名前は「ENHANCED REMASTER」、価格は1,000円です。120fpsと2倍速に対応する一方、PCの動作環境は本編より上がっています。
エンド オブ エタニティ ENHANCED REMASTER、Steamは1,000円で120fpsと2倍速に
PS5には10月30日に単独の作品として出ていて、機種ごとに買い方が変わります。原作は2010年1月28日にセガがPS3とXbox 360で発売し、トライエースが開発した「銃撃多重奏RPG」です。海外名は『Resonance of Fate(レゾナンス オブ フェイト)』です。
2018年10月にはPS4とSteam向けに4K/HD EDITIONが出ています。今回はその上に重ねる手入れにあたります。以下はストアと公式サイトの記載をもとにした比較で、実機では確かめていません。
1,000円のDLCで変わること
DLCの説明が新しい対応として挙げるのは、ネイティブ4K出力、HDR、120fpsです。本編も公式トレーラーで「4K/60p」をうたっていたので、数字の上でいちばん大きく変わるのは120fpsです。
本編の4Kがどう描かれていたかは、公式の記載がありません。
テクスチャも、キャラクターと背景の両方がもう一度アップスケールし直されました。ストアには、動画と3Dテクスチャの高画質化にAI技術を使ったとの開示があります。
本編にある無料の「HIGH RESOLUTION TEXTURE PACK」は、このDLCとは別のものです。どちらも本編のDLCとして並ぶので、買うときに取り違えないようにしてください。
もうひとつが、ゲームの速度を2倍にする機能です。説明は「より快適なテンポでのプレイ」をうたっていますが、戦闘とマップ移動のどこにかかるのかは書かれていません。
日本語は本編と同じく、音声まで対応しています。ロード時間やメニュー画面、セーブデータの扱いが変わるかどうかは、ストアの説明にありません。
動作環境は本編より上がる
買う前に必ず見ておきたいのが動作環境です。DLCのページの条件は、本編から次のように変わっています(11月1日時点の記載)。
| 項目 | 4K/HD EDITION(本編)の推奨 | ENHANCED REMASTER(DLC)の推奨 |
|---|---|---|
| OS | Windows 7・10(64bit) | Windows 11(64bit) |
| DirectX | 11 | 12 |
| CPU | Core i5 4670 / AMD A10-7850K | Core i5-8600K / Ryzen 5 3600 |
| グラフィック | GeForce GTX960 / Radeon R9 380 | GeForce GTX 650Ti / Radeon HD 7850 |
| ストレージ | 16GB | 90GB |
確実に読み取れるのは、Windows 11、DirectX 12、90GBの空きの3つです。Windows 10のPCは、記載の条件から外れます。
推奨は3840×2160でアンチエイリアスをかける想定で、CPUは本編より新しい世代が挙がっています。一方でグラフィックの欄は、推奨が本編より低く、最低とほぼ同じ水準です。
メモリの欄も「4 MB」「12 MB」と単位がずれた値で、ページの記載はまだ整っていないようです。90GBが追加分か全体かも読み取れないので、空きは多めに見ておくと安心です。
買い方は機種で4通り
Steamで本編を持っている人
DLCの1,000円だけで済みます。DLCを入れると、手持ちの4K/HD EDITIONがENHANCED REMASTERになる仕組みです。Windows 11のPCなら、いちばん安く新しい内容に乗れます。
DLCのユーザー評価は、11月1日時点で23件中60%の「賛否両論」です。発売から数日で件数が少なく、評価の傾向が見えるのはもう少し先になります。
Steamでこれから買う人
本編の4K/HD EDITION(3,996円)とDLCをあわせて、4,996円です。トライエースの公式サイトも、初めての人には本編とDLCをそろえて買うよう案内しています。
本編のユーザー評価は、1,007件中79%の「やや好評」です。11月1日時点で本編はセールになっていません。Steamの次の大型セールは、Valveの予定表では12月17日からのウィンターセールです。この作品が対象になるかは、まだ分かりません。
PS5で遊ぶ人
PS5では、ENHANCED REMASTERが単独の作品としてPS Storeに並んでいます。価格は4,070円(税込)です。
ストアの説明にあるのは、ネイティブ4K出力とHDRまでです。120fpsと2倍速は書かれていないので、これを目当てにするなら公式の続報を待つのが確実です。
PS4版の4K/HD EDITIONも同じ4,070円なので、PS5で新しく買うならグラフィックの拡張が書かれたPS5版を選ぶのが筋です。
PS4版を持っている人は、PS5版を割引価格で買えると公式サイトにあります。割引の額は、公式サイトにもストアの作品ページにも書かれていません。PS Storeで、自分のアカウントでの表示を確かめてください。
PS4で遊ぶ人
PS4本体で遊べるのは、従来の4K/HD EDITION(4,070円)です。PS Storeに並ぶENHANCED REMASTERは、PS5版だけです。
機種ごとの違い
4つの買い方を、11月1日時点の価格と、ストアに書かれた内容で並べると次のとおりです。
| 遊ぶ機種 | 買うもの | 価格(執筆時点) | 120fps・2倍速 |
|---|---|---|---|
| PC(本編あり) | DLCのみ | 1,000円 | ストアに記載あり |
| PC(これから) | 本編+DLC | 4,996円 | ストアに記載あり |
| PS5 | ENHANCED REMASTER | 4,070円(PS4版の持ち主は割引) | ストアに記載なし |
| PS4 | 4K/HD EDITION | 4,070円 | ― |
結局どれを選ぶか
Steamで本編を持っていて、PCがWindows 11で動いているなら、1,000円のDLCは試しやすい足し算です。120fpsを活かすには120Hz以上のモニターが要りますが、2倍速はモニターに関係なく使えます。ユーザー評価はまだ割れているので、件数が増えるのを待ってから決める手もあります。
これから始めるなら、Windows 11のPCがあるかが分かれ目です。あればSteamの4,996円、なければPS5の4,070円になります。
120fpsと2倍速をPS5で待つ人や、PS4版からの割引額を知りたい人は、PS Storeの作品ページを見てから決めても遅くありません。説明に120fpsと2倍速が加われば、PS5でもPCと同じ内容で遊べると判断できます。
16年前の銃撃戦が、PCでは120fpsで動くところまで来ました。PS5版にも同じ手入れが届くのか、続報を待ちたいところです。
※ PS5版の120fps・2倍速と、PS4版からの割引額は一次情報を確認しきれていないため、誤りがあればお問い合わせからお知らせください。
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