画面を4つに割って、友だちと撃ち合う。1997年の『ゴールデンアイ 007』は、その遊び方を家庭のテレビに持ち込んだ作品です。
ゴールデンアイ 007を今遊ぶ方法。Switchは18+の別アプリ、XboxはGame Passで

そのゴールデンアイを、今はどう遊べるか。入口は、Switch が追加パックと18+のアプリ、Xbox が Game Pass かレア リプレイです。
007のゲームでは、2027年3月に『007 ファーストライト』の Switch 2 向けも控えています。延期の事情は『007 ファーストライト』Switch 2 版が2027年3月へに書きました。
作品の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | ゴールデンアイ 007 |
| 機種 | NINTENDO 64 |
| 日本発売日 | 1997年8月23日 |
| ジャンル | 3Dガンアクション |
| プレイ人数 | 1〜4人 |
| 開発 | レア(Rare) |
| 発売 | 任天堂 |
| 当時の価格 | 4,800円(税別) |
題材は、日本では1995年の年末に公開された映画『007/ゴールデンアイ』です。振動パックに対応し、カートリッジに記録を残せました。
FPS がなじみの薄かった日本で
いまでこそ一人称視点のシューティング、いわゆる FPS は大きなジャンルです。ただ1997年の日本では、まだ浸透していない遊び方でした。
そこへ任天堂の看板で、映画の007を題材に出てきたのが本作です。完全な3Dの空間を、自分の目線で歩いて撃つ。国内ではスマッシュヒットになったと、ファミ通の振り返り記事は書いています。
4分割の対戦が、今も語られる理由
本作が語り継がれる理由は、一人用の任務よりも4人対戦のほうにあります。1台のテレビを4つに割り、それぞれが自分の画面を見ながら同じ建物の中で撃ち合う形です。
ルールもひと工夫ありました。一撃で倒せる黄金銃を持ち続けた時間を競うものや、無敵や透明化が混ざる「お楽しみモード」などです。任務そっちのけで対戦に夢中になったという当時の声も、先の振り返り記事に出てきます。
開発したレアは、このエンジンを手直しして2000年に『パーフェクトダーク』を出しています。007とは関係のない世界の作品ですが、本作の流れを受け継いだ一本です。
なお、2010年に Wii で出た同名の作品は別物です。開発は Eurocom、発売は Activision で、ボンド役もダニエル・クレイグさんに替わっています。買う前に、どちらの話かだけ確かめておきたいところです。
今遊ぶ方法
Switch: 追加パックと「18+」のアプリ
いちばん手軽なのは Nintendo Switch Online です。2023年11月30日に「18+」のアプリが配信され、本作を遊べるようになりました。
つまずきやすいのは、ここから先です。本作は CERO Z(18才以上のみ対象)の区分なので、普段の「NINTENDO 64 Nintendo Classics」には入っていません。
遊ぶには、別の「NINTENDO 64 Nintendo Classics 18+」アプリを、無料でダウンロードします。
加入するのは、通常プランではなく「Nintendo Switch Online + 追加パック」です。2026年10月時点で、個人プランの12か月が5,900円(税込)。料金は任天堂のプラン案内で確認できます。
18+ のアプリには『パーフェクトダーク』も入っています。追加パックに入るなら、レアの2本をまとめて遊べるわけです。対戦は手元でもオンラインでも4人まで。作品の内容は、任天堂のゴールデンアイ 007 紹介ページでも案内されています。
Xbox: Game Pass とレア リプレイ
Xbox でも、2023年1月27日から遊べるようになりました。N64 の本作を移したもので、移植を手がけたのは Code Mystics です。
日本の Xbox ストアの作品ページには、Xbox One、Series X|S、クラウドでの対応が載っています。
Game Pass Premium と Ultimate なら、まとめ売りの『レア リプレイ』に含まれる形で遊べます。Essential の場合は、クラウドで遊ぶにも購入が必要です。
単体の価格は表示されておらず、買うなら『レア リプレイ』の3,240円です(2026年10月時点)。対戦は分割画面の2〜4人で、オンライン対戦はありません。ストアの年齢区分は16才以上です。
日本語でどこまで遊べるかは、ストアの表示からは音声・字幕の内訳まで確かめられませんでした。気になる人は、購入前にストアの言語欄を見ておくと安心です。
実機: NINTENDO 64 とカートリッジ
当時の手触りのまま遊ぶなら、中古の本体と日本向けのカートリッジを探す道もあります。ただ、N64 は今のテレビにそのままつながらないことが多く、変換機器も要ります。
けん玉のひとこと
『ゴールデンアイ 007』は、遊べる場所がないのではなく、入口が分かれている作品なんですよね。選ぶ基準は、誰と遊ぶか。離れた友だちと撃ち合うなら、オンライン対戦のある Switch です。
同じ部屋に集まれるなら、Xbox の分割画面でも4人で画面を割る楽しさは出せるはず。Game Pass の Premium か Ultimate に入っている人なら、追加の出費なしで始められるのも強み。
18+の別アプリという仕組みは、正直わかりにくいところ。それでも、CERO Z の作品を外さずに届けてくれたのはありがたい話です。『パーフェクトダーク』まで一緒に付いてくるのも、うれしいおまけ。
『ファーストライト』の Switch 2 向けを待つあいだに、1997年のボンドに触れてみてはどうでしょう。4人そろうなら、あの4分割の画面がいちばんの見どころです。
※ Xbox 版の日本語対応は一次情報を確認しきれていないため、誤りがあればお問い合わせからお知らせください。
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