『Gears of War: E-Day』の予約ページを開いたまま、手が止まっている人は多いはずです。シリーズは20年続いていて、ナンバリングと外伝を合わせると本数もそれなりにあります。
『Gears of War: E-Day』10月6日発売、過去作はどこまで遊んでおくべきか

発売は10月6日。Xbox Series X|S、Windows PC、Steamで同時に出ます。
価格は執筆時点で通常版が9,800円、プレミアム版が14,000円。開発は『Gears of War 4』以降を手がけてきたThe Coalitionです。
先に結論を書くと、過去作の予習なしで問題ありません。E-Dayがシリーズで最も古い時代を描くからです。ただ、予習とは別に、予約の前に確かめておきたい点が3つあります。
前日譚だから、時系列では最初に来る
E-Dayは、初代『Gears of War』の14年前を描きます。タイトルのE-Day=Emergence Dayは、地下からローカストが現れた日のこと。シリーズが繰り返し語ってきた開戦の日が、そのまま舞台になります。
操作できるのは4人です。若い頃のマーカス・フェニックスとドミニク・サンチャゴに、新顔のマグス・カーターとルーカス・レイエスが加わります。
つまり時系列の起点にあたります。過去作の結末を知らないと意味が通らない、という作りにはなりにくい位置です。
シリーズを追ってきた人には「あの二人の若い頃」という別の楽しみが乗ります。ただ、それは入口としての難しさとは別の話です。
確かめたい点1: 日本語は音声まで対応する
E-Dayは日本語の音声、字幕、インターフェースのすべてに対応します。日本のXbox公式ストアとSteamの両方が、対応言語の欄で3つとも日本語に印を付けています。
海外の大作では字幕だけ、ということも珍しくありません。英語音声で最後まで通せるかを気にしていた人は、ここは気にしなくて大丈夫です。対応言語はXbox公式ストアのE-Dayのページで確認できます。
確かめたい点2: Game PassはUltimateとPCのみ
Game Passでは10月6日から初日配信されます。ただし対象はUltimateとPC Game Passだけで、Premiumには含まれません。
プレミアム版(14,000円)には、10月1日から最大5日の早期アクセスが付きます。プレインストールは太平洋時間9月29日午前8時、日本時間では9月30日午前0時に始まります。
配信の並びはXbox Game Pass 9月後半の追加でまとめています。
確かめたい点3: PCはレイトレーシング対応GPUが必須
PC版は最低要件の時点でレイトレーシング対応GPUが要ります。最低がRTX 2060かRX 6600(6GB)、推奨がRTX 3060 TiかRX 6700 XT(8GB)。ストレージは130GBのSSDです。
GTX世代のカードで止まっている人は、ここで一度足を止めることになります。Xbox Series X|S版とはXbox Play Anywhereでつながります。PCの更新を待つ間だけ本体で遊ぶ、という逃げ道はあります。
1本だけ遊ぶなら『Gears of War: Reloaded』
予習を1本に絞るなら、2025年8月27日に出た初代のリマスターです。執筆時点で5,390円(税込)。Xbox Series X|S、Windows、Steam、クラウドで遊べます。
PS5版は海外で出ましたが、日本ではレーティングの事情で発売されていません。シリーズがXboxの外に出たのは、これが初めてでした。『Gears of War: Ultimate Edition』の内容とDLCも、追加費用なしで収録しています。
Game PassはPremium、Ultimate、PC Game Passのいずれにも入っています。2026年7月にPremiumへ加わりました。
日本語は字幕が付きます。Steamのストアページの対応言語表で確認できます。E-Dayに入る前に、開戦の日のその後を日本語で押さえておけます。
初代のMetacriticは94でした。E-Dayの14年後にあたる話で、マーカスとドムがその後どうなるのかが分かります。
三部作まで追うなら2と3
『Gears of War 2』(2008年)が93、『3』(2011年)が91。どちらもXbox 360の作品で、3でマーカスの物語はいったん区切りが付きます。
『Gears of War: Judgment』(2013年)は79で、三部作との差がはっきり出ています。時間が限られているなら、ここは後回しで構いません。E-Dayに間に合わせたいなら、2と3の2本に絞るのが現実的です。
4とGears 5は後回しでいい
『Gears of War 4』(2016年、84)は『3』の25年後が舞台です。主人公はマーカスの息子JD Fenixに替わります。『Gears 5』(2019年、Xbox One版で84)はその直接の続きです。
E-Dayから見れば、ずっと先の時代の話になります。前日譚を遊ぶための予習にはなりません。
『Gears Tactics』(2020年、80)はターン制のタクティクスで、Steamでも買えます。ジャンルが違うので、シリーズの順番に縛られずに触れる1本です。
スマホ向けの『Gears Pop!』は、2021年4月26日にサービスを終えています。
シリーズ一覧
| 作品 | 発売年 | 発売当時の機種 | Metacritic | 作中の時期 |
|---|---|---|---|---|
| Gears of War | 2006 | Xbox 360・Windows | 94(Xbox 360) | E-Dayの14年後 |
| Gears of War 2 | 2008 | Xbox 360 | 93 | 初代の続き |
| Gears of War 3 | 2011 | Xbox 360 | 91 | 初代から約18か月後まで |
| Gears of War: Judgment | 2013 | Xbox 360 | 79 | ― |
| Gears of War: Ultimate Edition(初代のリマスター) | 2015 | Xbox One | ― | E-Dayの14年後 |
| Gears of War 4 | 2016 | Xbox One・Windows 10 | 84 | 『3』の25年後 |
| Gears 5 | 2019 | Xbox One・Windows | 84(Xbox One) | 『4』の続き |
| Gears Tactics | 2020 | Xbox One・Xbox Series X|S・Windows・Steam | 80 | ― |
| Gears of War: Reloaded(初代のリマスター) | 2025 | Xbox Series X|S・Windows・Steam・クラウド(PS5は海外のみ) | ― | E-Dayの14年後 |
| Gears of War: E-Day | 2026 | Xbox Series X|S・Windows・Steam | ― | E-Day当日 |
Metacriticは発売当時の機種の数値です。機種の欄も発売当時のもので、今それぞれをどう買えるかは遊ぶ環境のストアで確かめてください。
『Gears 5』はナンバリングから「of War」が外れた表記で、『Gears of War 5』ではありません。
結局どれを選ぶか
何も遊ばずにE-Dayから入って大丈夫です。時系列の起点であり、主人公はシリーズの顔であるマーカス。入口として作られた1本です。
それでも1本だけ触れておきたいなら『Gears of War: Reloaded』です。Game Passに入っていれば追加の出費はなく、日本語字幕で世界観をつかめます。E-Dayが描く日の、その後を知ってから入る形になります。
言語の心配は要りません。残る分かれ目は、9,800円を先に出すか、Game Pass Ultimateで初日に触ってから決めるかです。
PCで遊ぶつもりなら、レイトレーシング対応GPUの一点だけ先に確かめておきたいところ。手持ちのカードが届かないなら、Xbox Series X|S版に回るという道もあります。
※ Gears of War 2以降の日本のストアでの販売状況とGame Passの収録状況は一次情報を確認しきれていないため、誤りがあればお問い合わせからお知らせください。
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