『マフィア』は本編が4本あり、作品ごとに主人公も時代も入れ替わるシリーズです。米国のPlayStation Blogが、最新作『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』のカタログ入りを告知しました。10月20日にPS Plusのゲームカタログへ加わります。
マフィアはどれから遊ぶか。入口は時系列で最初の『オリジン』、PS Plusの10月カタログ入りが告知
これを機に触れてみようか、迷っている人もいるはずです。答えから言うと、PS5でPS Plusのエクストラかプレミアムに入っているなら、最初の1本はオリジンで困りません。追加の支払いがいらないからです。
PS Plusに入っていない人は、初代のリメイク『マフィア コンプリート・エディション』から入るのが手軽です。10月15日時点で、PS5版はPS Storeで742円、PC版はSteamで990円でした。
時系列ではオリジンがいちばん古い
4本を舞台の時代で並べると、オリジンが最初に来ます。20世紀初頭のシチリア島が舞台で、主人公はエンツォ・ファヴァーラという若者です。2Kは発売日の発表で、本作をシリーズの「origin story(始まりの物語)」と位置づけていました。
そのあとに、1930年代のアメリカを描く初代、戦後の1940〜50年代を描くII、1968年を描くIIIが続きます。
主人公は作品ごとに別の人物です。初代はタクシー運転手のトミー、IIは戦争帰りのヴィト、IIIはベトナム帰還兵のリンカーンです。
時系列で最初の作品なので、順番だけを理由に旧作から入る必要はありません。ただ、旧作を知らなくても話がすべて分かるかは、公式の説明を見つけられず、私には言い切れません。
選び方の基準は「PS Plusに入っているか」と「いくら出せるか」
日本語の対応は、4本とも同じ条件です。Steamの対応言語表では、どれも日本語はインターフェースと字幕だけで、日本語の音声はありません。オリジンの音声は、公式FAQによると英語やドイツ語などに加えてシチリア語にも対応しています。
会話は字幕で追うことになるので、言葉の面では4本に差がつきません。差がつくのは費用です。PS Plusに入っていれば、オリジンは追加の支払いなしで遊べます。買う場合、オリジンは割引中で4,158円です。旧作はSteamならどれも1,000円を切りますが、PS StoreのIIだけは定価の3,300円です。
状況別のおすすめ
価格は、10月15日にSteamとPS Storeで確かめた値です。評価はSteam(PC版)の全言語のレビューで、PS5版の評価とは別なので目安として見てください。
マフィア:オリジン ~裏切りの祖国(PS Plusに入っているなら)
2025年8月に発売された最新作で、開発はHangar 13、発売は2Kです。三人称視点のアクションアドベンチャーで、刃物での接近戦と銃撃戦を切り替えながら、シチリアの裏社会でのし上がっていきます。移動は馬と20世紀初頭の自動車です。
米国の告知では、10月20日にPS Plusのエクストラとプレミアムのカタログへ入ります。対象はPS5版です。米国向けの告知なので、日本での追加は当日のストアで確かめてください。
カタログの作品は、期間が過ぎると外れることもあります。腰を据えて遊ぶなら、早めに始めるのが安心です。
PS Storeの『マフィア:オリジン』は、40%引きの4,158円(定価6,930円)です。このセールは日本時間の10月21日23時59分までです。Steamも同じ4,158円で、割引は10月22日までと表示されています。
評価は「やや好評」(73%・約3.1万件)です。
なおPS Storeの8,690円の「コンプリート・エディション」は、オリジンに拡張「名誉の男」などを足したセットです。初代のリメイクとは別の商品なので、名前の似た2つを取り違えないようにしてください。
マフィア コンプリート・エディション(安く始めたいなら)
2020年に出た初代のリメイクです。舞台は1930年代のアメリカで、禁酒法時代の架空の都市ロスト・ヘヴンです。タクシー運転手のトミー・アンジェロが、ギャングのいざこざに巻き込まれ、犯罪組織の世界に入っていきます。
PS Storeの『マフィア コンプリート・エディション』では、PS5版が742円(定価4,950円・85%引き)です。セールは10月21日23時59分までです。Steamでは80%引きの990円です。
Steamの評価は「非常に好評」(87%・約11万件)で、4本の中でいちばん高い評価です。PS5でもPCでも、オリジンの4分の1以下の値段で、シリーズの空気が自分に合うかを確かめられます。
マフィアII・III(初代が合った人の次に)
IIは1940〜50年代のエンパイア・ベイで、戦争帰りのヴィト・スカレッタが組織でのし上がっていく話です。IIIは1968年のニュー・ボルドーで、育ての家族をマフィアに奪われたリンカーン・クレイが復讐に動きます。
IIIはオープンワールドで、銃撃戦や乱闘、カーチェイスを重ねながら、自分の組織を築いていく作品です。SteamではマフィアIIとマフィアIIIが、どちらも80%引きの660円(定価3,300円)です。
評価はIIが「やや好評」(74%・約3.9万件)、IIIが「賛否両論」(57%・約6.5万件)です。IIIは4本の中でいちばん割れているので、最初の1本にするより、初代を気に入ってからIIへ進むほうが無難です。
PS Storeでは、IIIが同じ660円で、IIはPS4版で定価の3,300円でした。PS5でも遊べます。
旧作3本をまとめるなら、Steamの「Mafia Trilogy」が80%引きの1,386円です。PSでシリーズ4本をまとめて持ちたい人には、PS Storeの「沈黙の掟コレクション」(PS4・PS5、12,980円)もあります。
4本の比較
| 作品 | 舞台の時代 | 日本語 | Steamの評価 | 10月15日の価格 |
|---|---|---|---|---|
| マフィア:オリジン | 20世紀初頭 | 字幕・インターフェース | やや好評(73%) | 4,158円(定価6,930円) |
| マフィア コンプリート・エディション(初代) | 1930年代 | 字幕・インターフェース | 非常に好評(87%) | PS5 742円/Steam 990円(定価4,950円) |
| マフィアII コンプリート・エディション | 1940〜50年代 | 字幕・インターフェース | やや好評(74%) | Steam 660円(定価3,300円) |
| マフィアIII コンプリート・エディション | 1968年 | 字幕・インターフェース | 賛否両論(57%) | 660円(定価3,300円) |
価格は執筆時点の目安です。どれもセール中の値で、終われば定価に戻ります。
結局どれを選ぶか
PS5でPS Plusのエクストラかプレミアムに入っているなら、カタログに入りしだいオリジンを。時系列で最初の作品で、追加の支払いもかかりません。
PS Plusに入っていない人は、初代リメイクからです。PS5なら742円、PCなら990円で始められます。合えばIIやオリジンへ進めばよく、合わなくても痛手は小さく済みます。
個人的には、主人公が毎回入れ替わるシリーズなので、遊ぶ順番にそこまで縛られなくていいと思うんですよね。むしろ分かれ目は、日本語の音声がないところ。
4本とも、会話は字幕で追います。それが苦にならないかを、PS Plusのオリジンか742円の初代で試すのがいちばん手っ取り早いはず。
20世紀初頭のシチリアから1968年のアメリカまで、70年近い裏社会を4本で歩けるシリーズです。まずは1本目を開いて、字幕で追えるかを試してみてください。
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