スコアまとめ

『マインクラフトダンジョンズ II』が 9 月 29 日に発売され、海外レビューが出そろいました。Metacritic は 9 月 30 日時点で 76 点、26 件です。

内訳は Positive が 16 件、Mixed が 10 件、Negative は 0 件。一方 OpenCritic の平均は 85 点で、21 件、推奨は 86% です。

9 点の差が開いた理由は、集めている媒体の違いです。低めの点を出した IGN と GameSpot が、OpenCritic の一覧に入っていません。

媒体 点数 評価の軸
Destructoid 90 前作からの拡張の幅
CGMagazine 85 地続きになった世界
TheSixthAxis 80 装備の選択肢の広さ
PlayStation Universe 75 入りやすさと手ごたえ
GameSpot 70 深まった中身と残る粗さ
GamesRadar+ 70 遊びやすさと独自性の薄さ
Shacknews 70 オンラインの不安定さ
IGN 60 安全策に寄った作り

媒体ごとの評価

Destructoid(90 点)

Xbox Series X で遊んだ評です。装備枠が 12 に増え、防具が 4 部位に分かれた点を拡張の中心に置きました。新次元「シフト」は、Unreal Engine 5 による蛍光色の見た目を評価しています。

考えうるほとんどの方向で、前作を広げて良くしている。(Destructoid)

不満は 3 つです。物語が平板なこと、共闘中に効果が重なって画面が見づらいこと、クエストの不具合でやり直したこと。30 ドルの値付けは破格だとしています。

Destructoid のレビュー(英語)

CGMagazine(85 点)

PC 版の評です。ミッションを選ぶ画面から、地続きのオーバーワールドに変わった点を最大の改善としました。

前作との差は、昼と夜ほどある。(CGMagazine)

ジャンプと矢の自動回復が、前作の引っかかりを取り除いたとも書いています。装備枠 12 と防具 4 部位に加え、タリスマンが組み合わせを考える意味を生んだという評価です。

約 10 時間のキャンペーンは、寄り道の理由があるぶん疲れる前に終わるとしました。不満はカクつくカットシーンと、10 時間という短さです。

CGMagazine のレビュー(英語)

TheSixthAxis(80 点)

PS5 と Xbox Series S の両方で確かめた評です。装備枠が 6 から 12 に倍増し、トロッコでの高速移動が付いたオープンワールド化を評価しました。

完璧に調整された続編だ。(TheSixthAxis)

ボス戦は準備を求められる歯ごたえがあるとしています。協力プレイはクロスプラットフォームと、同じ本体でのローカルに対応。25 ポンドは意外なほど安いと書きました。

弱点は繰り返しと既視感、そして前作から続く自キャラの見えにくさです。

TheSixthAxis のレビュー(英語)

PlayStation Universe(75 点)

PS5 版の評です。クラスもタレントツリーもなく、装備の数値だけで強くなる作りを、気持ちよいほど単純だと表現しました。物語は薄い飾りだと切り捨てています。

必要なだけ厳しくは、なっていないのかもしれない。(PlayStation Universe)

難易度についてはこう書き、ジャンルを長く遊んだ人には物足りないと見ています。一方、周回を前提にしない作りは、遊ぶ人の時間を尊重していると評価しました。薦める相手は、初めてこのジャンルに触れる人です。

PlayStation Universe のレビュー(英語)

Shacknews(70 点)

Xbox で遊んだ評で、点数を下げた理由はオンラインの不安定さでした。切断が頻発し、ダンジョンの途中で落ちると最初からやり直しになるとしています。

サーバーに位置を巻き戻され、戻った先で一撃で消し飛ばされた。(Shacknews)

オンライン用とオフライン用でキャラクターを行き来させられない点も挙げました。褒めたのは見た目、装備を育てるギアシステム、途中参加のしやすさです。

結論は、同じ部屋での協力なら文句なし、オンラインは薦めないというものでした。

Shacknews のレビュー(英語)

評価が分かれた点

ひとつめは、手堅さの受け取り方です。90 点の Destructoid は、前作を隅まで広げたと見ました。

60 点の IGN は逆に、浅いアクション RPG だと評しています。70 点の GameSpot は中間で、深まった部分と残る粗さの両方を挙げました。

ふたつめは難易度です。75 点の PlayStation Universe は手ごたえ不足を指摘しました。80 点の TheSixthAxis は、ボス戦の歯ごたえを評価しています。

みっつめがオンラインです。切断を理由に 70 点まで下げたのは Shacknews だけで、TheSixthAxis と CGMagazine は協力の仕組みを評価しました。

Steam のユーザーレビューは 9 月 30 日時点で「賛否両論」、1,074 件のうち好評は 48% です。批評家の平均との差には、オンラインが効いていそうです。

日本語版の状況

日本でも 9 月 29 日に発売済みです。価格は 4,730 円(税込)、Deluxe Edition は 7,810 円。対応機種は PS5、Xbox Series X|S、Switch 2、Switch、PC です。

日本語はインターフェース・音声・字幕のすべてに対応しています。Steam のストアページの対応言語表で確認できます。

Xbox Game Pass Ultimate と PC Game Pass も初日から対象です。この扱いは9 月の追加分でも触れました。

けん玉のひとこと

同じ作品に 76 点と 85 点が並んでいるのを見て、最初は集計の癖かと思いました。ただ読み比べると、褒めている場所はどの媒体もほとんど同じです。

装備が 12 枠になったこと、世界が地続きになったこと、ジャンプが付いたこと。前作で物足りなかった部分は、ほぼ埋まったと見ていいはず。

割れたのは、そこから先に何を求めるかでした。隅まで広げたことを成果と取るか、想定の外に出なかったと取るか。60 点と 90 点は、同じ作りの裏表を見ているんですよね。

私が引っかかったのは、むしろオンラインのほうです。途中で切れてやり直しというのは、遊べるかどうかの話。直りさえすれば、評価が一段上がる余地は残っています。

4,730 円で日本語音声まで入り、Game Pass なら初日から触れます。分かれ目は、一緒に遊ぶ相手が同じ部屋にいるかどうか。そこだけ先に決めてから、ストアをのぞいてみてください。