スコアまとめ
OpenCritic の Top Critic 平均は、10月19日時点で 74 点です。集計は 23 件で、おすすめできるとした媒体は 61% でした。Metacritic は PS5 版で 76 点、16 件の平均です。
確認できた範囲では、点数は 7〜8 点が中心で、5 点も 1 件あります。下の表は、評価の幅が見える 5 媒体です。
| 媒体 | 点数 | 評価の軸 |
|---|---|---|
| DualShockers | 8/10 | 高難度での戦闘の奥行き |
| PlayStation Universe | 8/10 | 遊びやすさの設定と人物 |
| CGMagazine | 7.5/10 | 新規の入り口としての出来 |
| Push Square | 7/10 | 物語と吹き替えの刷新 |
| Shacknews | 5/10 | 映像の作り直しの丁寧さ |
媒体ごとの評価
DualShockers(8/10)
PS5 版を、新しく加わった最高難度で遊んだ評です。陣形と晶霊の術の組み合わせで、難度を上げるほど戦闘に奥行きが出ると見ています。物語は寄り道が少なく、掛け合いが人物を厚くするとも書いています。
気になった点は、実際に操って楽しいのがリッドとファラの 2 人に偏ることです。キールとメルディは術専門で、戦いへの関わりが薄いそうです。味方 AI の弱さもあり、初めての人には勧めにくいと結んでいます。DualShockers のレビュー(英語)
PlayStation Universe(8/10)
遊びやすさの設定として、高速モード、経験値とお金の倍率、オート戦闘、エンカウントの調整を挙げました。映像・音楽・声の新旧を自由に組み合わせられる点も、好意的に書いています。
一方、戦闘は今のシリーズより連携が単純で、古さを感じるといいます。物語はよくある筋立てで、面白くなるまで時間がかかるそうです。北米では『エターニア』の題で出ていなかったことにも触れ、遊ぶ機会がなかった人に向けた評になっています。
シリーズのファン、とくに遊ぶ機会がなかった人は、ぜひ遊ぶべきだ
PlayStation Universe のレビュー(英語)
CGMagazine(7.5/10)
こちらも PS5 版です。手動の防御と晶霊を組み合わせる仕組みで、2D の戦闘にも深みがあると評しました。任意で掛けるなめらかなフィルターは、ドット絵の粗さを和らげつつ背景をぼかしすぎないと好評です。
目的地や期間限定のイベントの表示、オート戦闘、難度の調整も便利機能として挙げました。見た目に古さは残るものの、3D になる前のシリーズに触れたい新規の人にも勧めています。CGMagazine のレビュー(英語)
Push Square(7/10)
PS5 Pro で北米版を遊んだ立場からの評です。リッド、ファラ、キール、メルディの 4 人のやり取りを一番の見どころに挙げました。新しい英語の台本と吹き替えも改善と見ています。
不満は、1 本のラインに縛られた 2D の戦闘が混み合って見づらいこと。3D のシリーズ作から入った人は戸惑うかもしれない、という見立てです。Push Square のレビュー(英語)
Shacknews(5/10)
PC 版の評で、表の中でいちばん低い点です。作品そのものは名作と認め、掛け合いの復活や戦闘のやり直し、60fps の動作は評価しています。
点を下げたのは作り直しの手つきです。オープニングのアニメは 16:9 に引き伸ばされ、色あせて細部がつぶれたと指摘しました。
フィルターは背景をにじませ、キャラクターは大きな画素のまま残るといいます。目的地の表示も、探索の楽しみを削るとして否定的です。Shacknews のレビュー(英語)
評価が分かれた点
いちばん割れたのは映像の作り直しです。7.5 点の CGMagazine は、フィルターがドット絵をうまく和らげたと見ました。5 点の Shacknews は、背景がにじんで細部もつぶれたと批判しています。
もうひとつは戦闘の古さです。8 点の DualShockers は、高難度なら陣形と術の組み合わせで奥行きが出ると書きました。
一方、PlayStation Universe(8 点)と Push Square(7 点)は、古さを感じています。3D の作品からシリーズに入った人ほど、ここが分かれ目になりそうです。
日本語版の状況
日本では 10月15日に発売されました。機種は Switch 2・Switch・PS5・PS4・Xbox Series X|S で、Steam 版だけ 10月16日発売です。もとになっているのは 2005年の PSP 版です。
価格は通常版が 3,960円(税込)、デラックスエディションが 6,930円です。パッケージ版は Switch 2・Switch・PS5 だけです。音声は日本語と英語に対応しています。
ダウンロード版は Steam のストアページなどで買えます。10月のほかの新作は10月発売の新作ゲーム18本にまとめています。
けん玉のひとこと
海外のレビューで目立つのは、遊ぶ機会がなかった人への目配りなんですよね。PlayStation Universe も CGMagazine も、新規の人に勧めています。
日本ではすでに PSP 版が出ていたので、受け止め方は少し違うはず。日本の読者の分かれ目は、フィルターと便利機能をどこまで使うかです。映像は新旧を切り替えられるので、当時の見た目で遊ぶこともできます。
戦闘が古いと言われながら平均 74 点に届いたのは、4 人の掛け合いと遊びやすさの設定が支えたからだと思います。当時を知っている人も初めての人も、自分に合う設定を探しながら楽しんでほしいところです。




