『DARK SOULS』がプレイステーション3で発売されたのは2011年9月22日です。先月の22日で、そこから15年が経ちました。
ダークソウル15周年、累計3,971万本は海外だけの数字だった

開発はフロム・ソフトウェア、ディレクターは宮崎英高氏です。国内の発売元も、フロム・ソフトウェア自身でした。
バンダイナムコグループのファクトブック2025には、このシリーズの累計出荷本数が載っています。その数字は3,971万本。ただしこれを「シリーズの全世界累計」と読むと、意味を取り違えます。
2011年9月22日に出たソフト
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2011年9月22日 |
| 機種 | PS3(のちに Xbox 360・Windows) |
| 開発 | フロム・ソフトウェア |
| 発売 | フロム・ソフトウェア(国内)/バンダイナムコゲームス(海外) |
| ジャンル | アクションRPG |
| ディレクター | 宮崎英高 |
Xbox 360 版が出たのは海外だけでした。国内は開発元が自分で売り、海外はバンダイナムコが引き受けます。この分担が、のちの数字の読み方にそのまま効いてきます。
批評家の平均は89点だった
Metacritic のメタスコアは、PS3 版・Xbox 360 版ともに89点です。
PS3 版は54件、Xbox 360 版は66件の批評家レビューをもとにした数字になります。区分は「Generally Favorable」にあたります。
89点は高い部類です。ただ、この作品の立ち位置をいま裏づけているのは、発売時の点数よりも次に見る出荷の数字のほうです。
3,971万本が数えているもの
ファクトブック2025に載る3,971万本は、2011年9月から2025年3月までの累計出荷本数です。
ここが肝心なところで、この数値はバンダイナムコエンターテインメントが発売元となる海外販売分だけを数えています。フロム・ソフトウェアが自社で売ってきた国内分は、この3,971万本に入っていません。
つまりシリーズ全体では、国内分を足したぶんだけこの数字を上回ります。「海外分だけで3,971万本」というのが、正しい読み方になります。
| 作品 | 発売日 | 機種 |
|---|---|---|
| DARK SOULS | 2011年9月22日 | PS3 |
| DARK SOULS II | 2014年3月13日 | PS3 / Xbox 360 |
| DARK SOULS III | 2016年3月24日 | PS4 / Xbox One |
| DARK SOULS REMASTERED | 2018年5月24日 | PS4 / Xbox One / PC |
『DARK SOULS REMASTERED』は、同じ2018年の10月18日に Switch でも配信が始まりました。初代から数えて7年目の出し直しになります。
三部作が『DARK SOULS III』で完結したのは2016年です。そこから10年近く経った今も、海外分の数字は積み上がり続けています。周年の話としては、こちらのほうが効いてきます。
篝火と血痕は、その先へ残った
このシリーズの仕組みは、数えるほどしかありません。
篝火で休めば体力と回復薬が戻り、その代わりに倒した敵も戻ってきます。死ぬと持っていたソウルをその場に落とし、取り返すには落とした場所まで戻るしかありません。
そこに、ゆるいオンラインが重なります。他人が死んだ跡が血痕として床に残り、地面に書かれた短いメッセージが手がかりにも罠にもなります。誰とも話さないのに、誰かがいることは分かる作りでした。
この「ゆるいつながり」は、のちの『ELDEN RING』で形を変えています。宮崎氏はファミ通のインタビューで、幻影・死亡血痕・メッセージを共有できる仕組みを入れた、と説明しました。共有の単位はキーワード制のグループです。
狙いは、それまでの匿名性をすこし薄めることでした。宮崎氏はこうした情報が、従来は
つねに“数多のプレイヤーの中の無名のひとり”の情報でしかなかった
と振り返っています(ファミ通のインタビューより)。知らない誰かと薄くつながったまま遊ぶ感覚を作りたかった、という趣旨の説明もしています。
その『ELDEN RING』は、2025年3月の時点で世界累計3,000万本を出荷しました。
DLCの『SHADOW OF THE ERDTREE』は1,000万本です。派生作の『ELDEN RING NIGHTREIGN』は500万本です。集計はどちらも2025年7月の時点になります。
15年前に PS3 で決めた作法が、規模を10倍近くに変えても中身は残っています。そこがこのシリーズの強さだと思います。
いま三部作をそろえるなら
2026年10月1日に確かめた時点で、Steam の3本がそろって50%オフでした。
| 作品 | 定価 | セール価格 |
|---|---|---|
| DARK SOULS REMASTERED | 4,730円 | 2,365円 |
| DARK SOULS II: Scholar of the First Sin | 5,720円 | 2,860円 |
| DARK SOULS III | 5,940円 | 2,970円 |
三本まとめて8,195円です。定価なら16,390円なので、きっちり半額になります。
『DARK SOULS REMASTERED』の Steam 版は、インターフェース・音声・字幕が日本語対応です。フル HD・60fps に対応し、最大6人でのマルチプレイも入っています。
Switch で遊ぶ場合、ダウンロード版は4,730円(税込)です。こちらは今回のセールの対象外でした。
セールの残り時間はストアページに出ますが、終了の日付までは確かめられませんでした。買うときは表示を見てください。
けん玉のひとこと
15年という節目より、3,971万本が「海外だけ」の数字だったことのほうに引っかかりました。国内分を足せば、もっと多くなります。それなのに、シリーズ全体の総数はどこにもまとまっていないんですよね。
国内はフロム・ソフトウェア、海外はバンダイナムコ。この分担のまま15年走ってきたから、いちばん分かりやすい数字が出てこない形になっているんですよね。売り方の歴史がそのまま残っているところ。
完結から10年近く経っても数字が伸びるのは、遊びの側が古びていないからだと思います。篝火で休めば敵が戻ります。死ねばソウルを落とします。覚えることが少ないぶん、判断の重さだけが前に出てくるわけです。
難しい作品として語られがちですが、手が止まるのは操作より判断のほう。行くか、戻るか。その一回ずつが記憶に残るから、15年経っても名前が出てくるはず。
15年前のソフトが、いまも現行機で新品として買えて、しかも半額になっています。周年の数字より、そちらのほうがよほど強い事実。まだ触っていない人には、ちょうどいい入口が開いている時期だと思います。
※ Steam セールの終了日時・PlayStation Store や Xbox での配信状況は一次情報を確認しきれていないため、誤りがあればお問い合わせからお知らせください。
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