11月19日の『グランド・セフト・オートVI』を前に、GTAを一度も遊んだことがない人もいるはずです。前作の『V』を先に済ませておかないと、話についていけないのか。
GTA6の前にGTA5は遊ぶべきか。初めてなら予習なしで大丈夫、1本だけならGTA5
結論から言えば、GTA6は予習なしで始めて大丈夫です。前作は必修ではありません。それでも1本だけ遊んでおくなら『グランド・セフト・オートV』です。
予習が要るかは、物語のつながりで決まる
過去作を遊ぶべきかの分かれ目は、新作の物語が前の作品を前提にしているかどうかです。続き物なら予習は欠かせません。そうでなければ、過去作は遊んでおくと楽しみが増えるもの、にとどまります。
Rockstar Gamesの公式サイトが明かしている話の中身は、多くありません。主人公はジェイソンとルシアの2人です。簡単なはずの仕事がしくじり、レオニダ州に広がる犯罪の陰謀に巻き込まれていく筋立てです。
この紹介文には、『V』の登場人物も過去作の出来事も出てきません。前作を遊んでいないと分からない、という書き方はどこにもありません。物語は新しい2人から始まると受け取ってよさそうです。
もっとも、これは発売前の紹介文からの見立てです。11月19日以降、序盤に過去作の人物や出来事が出てくるかどうかで確かめられます。
初めてなら、予習なしでGTA6から
GTAに触れたことがない人には、予習なしをすすめます。公式の紹介を見る限り、物語を追うのに前作の知識は求められていません。発売までの1か月を過去作に使うより、新作を最初の1本にしたほうが驚きも大きいはずです。
操作に慣れるかが心配な人もいると思いますが、それも新作の中で覚えれば足ります。公式サイトの紹介やトレーラーで、舞台の空気をつかんでおけば十分です。
GTA6はPS5とXbox Series X|S向けで、通常版は9,800円(税込)です。対応言語に日本語は入っていますが、音声と字幕の内訳はまだ発表されていません。機種や価格、予約の時期は予約を急がなくていい理由にまとめました。
1本だけ遊ぶなら『グランド・セフト・オートV』
予習は要りません。それでも、街を車で走り回る遊びに先に触れておきたい人は『V』です。2013年に出た、番号の付いた直前の1本で、新作にいちばん近い時期の作品になります。
PS5とXbox Series X|S向けは、2022年3月15日に配信が始まりました。GTA6と同じ本体で遊べるので、操作に慣れておく相手としてちょうどいい位置にいます。
累計は2億本を超えていて、シリーズでいちばん多くの人が通った1本でもあります。
PCなら、Steamの『グランド・セフト・オートV エンハンスト』が4,380円です。対応言語の表では、日本語は字幕と画面表示のみで、音声は英語だけになります。保存先にSSDが必要な点も、買う前に見ておきたいところです。
10月22日までは、本編とゲーム内通貨のカードをセットにしたものが2,851円です。本編だけの4,380円より安くなっています。PS5・Xbox向けの価格は時期で変わるので、各ストアで確かめてから買ってください。
バイスシティの名前に惹かれたら『トリロジー:決定版』
GTA6の舞台は「バイスシティ」です。同じ名前の街は、2002年の『グランド・セフト・オート・バイスシティ』にも出てきました。ただ、公式は新作と過去作の関係を明言していないので、物語の予習にはなりません。
公式サイトには「Vintage Vice City Pack」という予約特典があります。ネオンが一番まぶしかったころへ戻る、という趣旨の説明付きです。昔の街を思わせる言葉ですが、過去作とのつながりまでは書かれていません。
それでも、名前の重なりにピンと来た人には楽しい寄り道になります。決定版の『バイスシティ』は1980年代が舞台です。トミー・ヴェルセッティという男が、裏社会の頂点へ上りつめていく話として紹介されています。
3本をまとめた『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』は、ニンテンドーeショップで7,700円です。中身は『III』『バイスシティ』『サンアンドレアス』の3本。SwitchのほかPS5・PS4・Xboxにも出ています。
Steamでは単品で売られていて、『バイスシティ』の決定版は7,700円と、3本セットと同じ額です。日本語は字幕と画面表示のみで、音声は英語です。照準や操作は『V』のやり方に合わせてあるので、今の操作感で遊べます。
『III』の成り立ちは発売25年の記事で書きました。シリーズの流れごと知りたい人は、そちらもどうぞ。
シリーズ経験者は、遊び直さなくていい
昔『V』や『バイスシティ』を遊んだ人は、遊び直す必要はありません。物語のつながりが示されていない以上、覚え直しておくべき筋書きは見当たらないからです。
すでに手元にあるなら、起動して少し走るくらいで十分です。1980年代の街を思い出しておくと、新作の街と見比べる楽しみ方ができます。持っていないなら、そのために買い足すことはありません。
過去作と新作を並べると
| 作品 | 発売 | 今買える主な機種 | 日本語(Steam) | 価格の目安(税込) | 向く人 |
|---|---|---|---|---|---|
| グランド・セフト・オートV | 2013年(PS5・Xbox Series X|S向けは2022年) | PS5、Xbox Series X|S、PC | 字幕・画面表示(音声は英語) | Steam 4,380円 | 1本だけ予習したい人 |
| グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版 | 2021年 | Switch、PS5、PS4、Xbox(PCのSteamは単品) | 字幕・画面表示(音声は英語。Steamの『バイスシティ』単品) | eショップ 7,700円 | 舞台の名前に惹かれた人 |
| グランド・セフト・オートVI | 2026年11月19日 | PS5、Xbox Series X|S | 対応(内訳は未発表) | 通常版 9,800円 | 初めての人も経験者も |
価格は2026年10月18日時点のものです。PS5・Xbox・Switch向けの過去作は、日本語の表示と価格をストアで確かめてから買ってください。
結局どれを選ぶか
初めての人は、予習なしでGTA6から。1本だけ触れておきたいなら、同じPS5・Xbox Series X|Sで遊べる『グランド・セフト・オートV』です。
バイスシティの名前に惹かれた人は、トリロジーの『バイスシティ』で80年代の街を走っておくと楽しめます。経験者は、遊び直さずにそのまま発売日を迎えて大丈夫です。
けん玉のひとこと
「前作を遊んでいないから」という理由で新作を見送るのは、正直もったいないところ。新しい2人の話として始まるなら、誰でも同じ場所から入れるんですよね。
それでも『V』を1本に挙げたのは、新作と同じ本体で街を走る感覚をつかめるからです。予習というより、11月19日までの肩慣らしにちょうどいいはず。
どこから入っても、発売日にはみんな同じバイスシティの入り口に立ちます。それぞれの準備をしながら、11月19日を楽しみに待ちたいですね。
※ PS5・Xbox向けの『V』の現行価格と、家庭用の『V』・決定版の日本語の内訳は、一次情報を確認しきれていないため、誤りがあればお問い合わせからお知らせください。
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