レトロ風 FPS の続編『Warhammer 40,000: Boltgun 2』が、10月14日に発売されました。
前作の主人公マルム・カエドに加え、バトルシスターのナイラ・ベイラスも操作できます。海外レビューは続編としての伸びを認め、割れたのは面の作りと単調さでした。
スコアまとめ
10月18日時点の OpenCritic は、トップ批評家の平均が84点、推薦率が79%(29件)です。Metacritic は PC 版が81点(21件)、PS5 版が80点(10件)でした。
表は下で取り上げる6媒体を、100点換算で並べました。
| 媒体 | 点数 | 評価の軸 |
|---|---|---|
| PlayStation Universe | 90 | 前作からの伸び幅 |
| DualShockers | 85 | 銃撃の爽快さと短い面 |
| Game8 | 82 | 安定した動作と中ボス |
| COGconnected | 82 | 銃の手ごたえと敵の造形 |
| GameSpew | 80 | 90年代FPSの再現 |
| GameBlast | 70 | 手堅さと物足りなさ |
媒体ごとの評価
PlayStation Universe(9/10)
PS5 版のレビューです。前作の通路が中心だった面が、半ば開けた地形に変わった点を最大の進歩に挙げました。崩れていく海上施設や、無人の列車が走る操車場の面が印象に残ったと書いています。
キャンペーンは8〜12時間で、分岐の選択で遊ばない面が出るため、2周目の理由になります。
続編が前作より良くなるべき点のすべてで、本作は成功している。(PlayStation Universe)
PlayStation Universe のレビュー(英語)
DualShockers(8.5/10)
PC 版のレビューです。ドット絵と2.5Dの敵が並ぶ見た目と、テンポのよい残酷な銃撃を評価しました。重力キャノンで敵を浮かせ、ロケットランチャーで撃ち抜く組み合わせが、特に楽しかった点です。
1面はたいてい10〜15分と短く、分岐と隠し要素が繰り返し遊ぶ理由になります。一方で、長すぎる面があること、敵の顔ぶれに飽きが来ること、武器を強化する手段がないことを挙げました。
Game8(82/100)
PC 版のレビューで、高いフレームレートでカクつきなく動いたと書いています。前作より硬すぎなくなった中ボスも評価しました。
クリアはノーマルで1人のキャラなら5〜6時間、全33面なら12〜15時間ほどです。不満は、分岐が物語にほとんど響かないことと、面が一本道寄りなことでした。
COGconnected(82/100)
PC 版のレビューです。銃の手ごたえと、精鋭の敵やボスの造形を高く評価しました。1周は約15面で、前作と同じくらいの長さになります。
不満は、展開の変化が少なく、長く遊ぶと単調になること。足場の飛び移りが不正確で、ナイラのスライディングは落下しやすい場所で扱いにくいと指摘しました。
GameSpew(8/10)
PS5 版のレビューです。前作の「タフネス」の仕組みがなくなり、戦闘がとっつきやすくなったと評価しました。
引っかかったのは、鍵を集めて扉を開ける流れがどの面も同じこと。息をつく間もなく戦い続ける作りなので、長く遊ぶと集中が切れかねないと見ています。
より大きく、より良くを目指した続編で、それを実現している。(GameSpew)
GameBlast(7/10)
ブラジルの媒体で、PS5 版のレビューです。沼地や廃墟の都市といった地形の幅と、2人の操作の違いを評価しました。
不満は多めです。ボスは迫力があるのに動きの種類が少なく、単調でした。武器の切り替えの反応が鈍く、戦闘の流れを切ります。先に進めなくなる不具合にも1度当たり、アクセシビリティの設定で抜けました。
主要な柱を広げた、手堅く安全な続編だ。(GameBlast)
評価が分かれた点
いちばん割れたのは面の作りです。PlayStation Universe(9/10)は開けた地形を最大の進歩としました。一方で Game8(82/100)は、一本道寄りで分岐も物語に響かないと見ています。
単調さも評価を分けました。PlayStation Universe は目立った不満を挙げていません。GameSpew(8/10)と COGconnected(82/100)は、同じ流れが続くと飽きるとしています。
日本語版の状況
PC(Steam)版は、10月18日時点で3,150円です。Steam のストアページの言語表では、日本語はインターフェースと字幕に対応し、音声は英語のみです。
PS5 版は日本の PS Store で3,300円です。日本語は表示に対応し、音声は英語です。Xbox Series X|S 版は日本のストアで2,900円で、対応言語に日本語が入っています。
Switch 2 版は少し遅れて出る予定で、日付は未定です。
けん玉のひとこと
前作の弱いところを直した続編、という点で評価はそろっています。2人の主人公と分岐があり、同じ面を遊び直す理由がきちんとあるのがいいんですよね。
日本の読者にうれしいのは、PC・PS5・Xbox のどれでも日本語の表示で遊べること。ウォーハンマーの設定を知らなくても、撃って進む遊びが主役なので入りやすいはずです。
単調さの指摘は、長く遊ぶほど効いてくる話。1面10〜15分で区切れるので、大作の合間に少しずつ進める1本として、候補に入れてみてほしいところです。




