『Fable』の新作が気になっているけれど、シリーズに触れたことがない。そんな人が最初に引っかかるのは、過去作を遊んでおくべきかどうかです。第1作は2004年、20年以上前に出ています。
新作『Fable』は過去作の予習なしで遊べるリブート。PremiumとGame Pass、どちらで始めるか
発売は2027年2月23日。Xbox Series X|S、Windows(XboxアプリとSteam)、PS5で同じ日に出ます。PS5はシリーズで初めての対応です。
先に結論を書くと、過去作の予習はなしで大丈夫です。迷うのはむしろ、買い方です。9,800円の通常版か、14,000円のPremium Editionか、Game Passで済ませるか。
新作は続編ではなくリブート
タイトルに数字が付いていないのは、続編ではないからです。Xboxの公式ページは今作を「愛され続けるシリーズの圧巻のリブート」と紹介しています。英語版の見出しは「伝説的なシリーズの新たな始まり」です。
舞台は過去作と同じアルビオン。リブートは、世界や名前を受け継ぎながら物語を一から始め直す作り方です。前作の結末を前提にした続きとは違います。
なお、公式が「予習は要らない」と書いているわけではありません。リブートという位置づけから、そう判断しています。
雰囲気を知りたいなら『Fable Anniversary』
それでも、どんなシリーズかを先に知っておきたい人もいるはずです。PCで遊べる人にいちばん手に取りやすいのは、第1作をリメイクした『Fable Anniversary』。2014年にXbox 360で出て、同じ年にSteamにも来ました。
Steamのストアページでは執筆時点で3,480円、Windows向けです。対応言語表を見ると、日本語は音声まで対応しています。新作に入る前に、アルビオンの空気を日本語でつかめる1本です。
『Fable II』(2008年)と『Fable III』(2010年)は、どちらもXbox 360の作品です。今の機種でどう遊べるかは、遊ぶ環境のストアで確かめてください。新作に向けた予習としては、この2本まで追う必要はありません。
過去作は本編3本とリメイク1本
| 作品 | 発売年 | 発売当時の機種 | 位置づけ |
|---|---|---|---|
| Fable | 2004 | Xbox | 第1作 |
| Fable II | 2008 | Xbox 360 | 第2作 |
| Fable III | 2010 | Xbox 360(PCは2011年) | 第3作 |
| Fable Anniversary | 2014 | Xbox 360・Windows(Steam) | 第1作のリメイク |
| Fable | 2027 | Xbox Series X|S・Windows・PS5 | リブート |
主な本編とリメイクを並べました。2004年の第1作と2027年の新作は、どちらも『Fable』という同じ名前です。中古やダウンロードで探すときは、発売年と機種を確かめてから買ってください。
第1作から第3作までを作ったのは、イギリスのLionhead Studiosです。ピーター・モリニューさんが共同で立ち上げたスタジオで、モリニューさんは2012年に離れています。
2016年3月に『Fable Legends』の開発が中止され、シリーズは長く止まりました。再び動いたのは2020年7月のXbox Games Showcaseで、新作は『Forza Horizon』シリーズのPlayground Gamesに任されました。
Standard EditionとPremium Editionの違い
| 内容 | Standard Edition | Premium Edition |
|---|---|---|
| 価格(Steam・PS Store、執筆時点) | 9,800円 | 14,000円 |
| 本編 | ○ | ○ |
| 先行アクセス | ― | 最大5日(2月18日から) |
| 拡張『Fable: Order of the Hero』(発売後に配信予定) | ― | ○ |
| Premium Edition Content Pack(鎧2種とゲーム内ギフト) | ― | ○ |
| デジタルアートブック&サウンドトラック | ― | ○ |
差は4,200円です。中身でいちばん大きいのは拡張『Fable: Order of the Hero』です。残りは5日の先行と、装備やアートブックなどの特典です。拡張について公式ページで分かるのは、発売後に配信予定ということまでです。
先行の開始日はSteamとPS Storeの表示によるものです。Xboxの公式ページは「最大5日前」とだけ書いています。Xboxストアの円建ての価格も、公式ページには載っていません。Xboxで買う人は、ストアで確かめてください。
あとからPremiumに上げる道もあります。Xboxの公式ページによると、Standardの購入者とGame Passの会員は、Premium Upgradeを買えます。足せるのは先行アクセスや拡張などです。
PS5で買う人は、PlayStation公式の作品ページに2つのエディションの中身が並んでいます。予約特典の内容は、買うストアの表記で確かめておくと確実です。
Game Passは発売日から、UltimateかPCのプランで
ここからはXboxとPCで遊ぶ人向けの話です。Game Passでは、発売日から遊べます。公式ページの注記には、UltimateかPCのプランが必要とあります。
先行アクセスは、Game Passに加入しているだけでは付かないとみられます。公式ページでは、会員がPremium Upgradeを買うと先行アクセスなどが付く書き方になっているためです。
同じXboxの大作でも、『Gears of War: E-Day』の初日配信はUltimateとPCのプランだけでした。事情はE-Dayの前に過去作をどこまで遊ぶかの記事で整理しています。
Xbox Play Anywhereにも対応します。一度の購入で、Xbox本体とPCの両方で遊べます。
日本語は字幕まで、音声は英語など4言語(Steam版)
Steamのストアページの対応言語表では、日本語に音声の印が付いていません。音声が入るのは英語・ドイツ語・ブラジルポルトガル語・ラテンアメリカスペイン語の4つです。日本語では、字幕と画面の表示で遊ぶ形になります。
XboxとPS5のストアの言語の内訳は、執筆時点で確認できていません。日本語音声を重視する人は、予約の前に各ストアの表記を見ておくと安心です。
結局どれを選ぶか
過去作は遊ばずに、新作から入って大丈夫です。どうしても雰囲気をつかみたいなら、PCで日本語音声つきの『Fable Anniversary』を1本だけ。それで十分です。
Game Pass UltimateかPCのプランに入っているなら、まず会員の範囲で触ってみるのが手堅い選び方です。気に入ってからPremium Upgradeで拡張を足す形なら、無駄は出にくいはず。Upgradeの価格が出たら、4,200円と比べて決めてください。
加入していない人は、拡張まで遊ぶつもりがあるかで決めるのがすっきりします。5日の先行のために4,200円と考えると迷うところ。先行はおまけと割り切り、拡張に払うかどうかでStandardかPremiumかを選んでください。
発売まではあと4か月ほど。アルビオンの新しい始まりを、楽しみに待ちたいところです。
※ Xbox・PS5版の日本語の内訳と、Game Pass会員の先行アクセスの条件は一次情報を確認しきれていないため、誤りがあればお問い合わせからお知らせください。
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