スコアまとめ

『Marvel’s Wolverine』の海外レビューが、9月10日に解禁されました。OpenCritic の集計は9月12日時点で平均79点、65件です。推奨した批評家は72%にとどまります。

Metacritic は113件で78点です。否定的なレビューはゼロですが、26%が賛否混在に分類されています。

開発元は『Marvel’s Spider-Man 2』と同じインソムニアック・ゲームズ(Insomniac Games)です。その前作は145件で90点でした。

媒体 点数 一言
IGN 6/10 戦闘の切れ味が終盤まで持たない
GameSpot 6/10 楽しいが記憶には残らない
Eurogamer 3/5 人物描写は光るが作りは古風
Push Square 8/10 凄惨な戦闘が窮屈さを上回る
DualShockers 8.5/10 血みどろの旅路に胸を打たれる

評価されている点、割れている点

一致しているのは戦闘とビジュアルです。Push Square は爪と連携技による処刑演出の速さ、映像の作り込み、声の演技を挙げました。

割れたのは物語と構成です。IGN のサイモン・カーディ氏は、こう締めくくりました。

切れ味のよい戦闘は、終わりを待たずに飽きが来る。

Eurogamer も作りの古さを指摘しています。一方で DualShockers は、旅路と感情の描写を評価しました。構成の窮屈さには触れていません。

日本語版の状況

日本では9月15日にPS5専用で発売されます。価格はスタンダード版が8,980円、デジタルデラックス版が9,980円です。CERO レーティングは Z です。

日本語は画面表示に対応します。音声が日本語かどうかは、PlayStation Storeの表記からは読み取れませんでした。

けん玉のひとこと

海外の批評は前作の90点を物差しにするので、79点は後退に映ります。ただ日本の読者の多くは、ウルヴァリンを操作するゲーム自体が初めてです。一本のアクションとして見れば、79点は高い数字です。

不満の的も一つに集まっていません。IGN と GameSpot は戦闘の飽きを、Eurogamer は作りの古さを挙げています。

迷っている人の分かれ目は、はっきりしているんですよね。爪で切り込む戦闘が目当てなら、発売日に手に取っていい一本です。物語の出来が気になるなら、日本で遊んだ人の感想を待ってからでも遅くないはず。

どちらの人にとっても、ウルヴァリンを自分の手で動かせる日はもうすぐ。発売の15日を楽しみに待ちたいところです。