スコアまとめ
10月6日の発売を前に、海外レビューが出そろいました。OpenCritic は65媒体の平均が87点で、97%が「おすすめ」としています。
Metacritic は機種で差があります。PS5 版88点(58媒体)、Xbox Series X|S 版86点(12媒体)、PC 版84点(17媒体)です。いずれも10月3日時点の数字です。
| 媒体 | 点数 | 評価の軸 |
|---|---|---|
| Eurogamer | 5/5 | 周回型キャンペーンと操作感 |
| Video Games Chronicle | 5/5 | PS2 期の爽快感の再現 |
| GameSpot | 9/10 | ロゲライト設計の意外な出来 |
| Push Square | 9/10 | 操作感と機体づくり |
| TheSixthAxis | 9/10 | 周回ごとの強化と世界の作り |
| PCGamesN | 9/10 | 速度と物語の釣り合い |
| Shacknews | 9/10 | 危険と報酬の設計 |
| DualShockers | 8.5/10 | 失敗から上達する手触り |
| IGN | 8/10 | 見た目と速度、反復の単調さ |
| CGMagazine | 8/10 | 遊びは一流、演出は粗い |
| PC Gamer | 76/100 | 物語の薄さと長い周回 |
媒体ごとの評価
Video Games Chronicle(5/5)
キャンペーンの「リーグ参加権」を中心に評価しています。目標を達成できないと参加権を失い、シリーズを最初からやり直す仕組みです。
音の作りにも触れています。洞窟のこもった音から、外へ出た瞬間の開放感へ。3種の乗り物の操作感の違いも評価しました。不満は惑星の少なさと、アーケードモードでのキャラクター不足です。
どういうわけか、Burnout が現代のレースゲームの名作として帰ってきた(Video Games Chronicle)
Push Square(9/10)
過去のレースゲームの要素を混ぜた作りだと整理しています。名前が挙がるのは『MotorStorm』『WipEout HD』『Burnout 3』です。300以上のパーツを組み替える機体づくりが中心だとしています。
PS5 と PS5 Pro のどちらでも安定して動き、DualSense のトリガーの手応えも効いていると評価しています。
一方、画面分割の対戦がないことと、徒歩のパートが冗長に感じる点を欠点に挙げています。
PCGamesN(9/10)
周回ごとに機体を選び直し、強化点を割り振る設計を評価しています。同じコースでも構成が変わり、繰り返しが苦にならないという見方です。
上位3位を逃すとやり直しになる形式も、理不尽にならない範囲で緊張を保つとしています。
引っかかったのはコースです。見応えはあるのに記憶に残らず、走り終えると互いに溶け合ってしまうとしています。
見応えはあっても、記憶に残ることはめったにない(PCGamesN)
DualShockers(8.5/10)
第1幕のクリアに6〜7時間かかったと、具体的な時間を書いています。失敗の積み重ねが主人公の成長と重なる構造を、作品の核と見ています。
高く評価しているのは操作の手堅さと音の設計です。エンジン音や会話が、状況を伝える手がかりになるとしています。
欠点は、高速域でコースの見分けがつかない点と長いカットシーンです。物語の筋が回収されない点も挙げ、気楽に走りたい人には向かないとしています。
CGMagazine(8/10)
遊びの部分は高く評価し、ここ何年かでいちばん楽しかったと書いています。Galactic Tour モードと必殺技の使い分けが面白さの中心です。
一方で不満も並びます。惑星7つのうち2つが砂漠で、コースが似通うという指摘です。タイムトライアルがなく、キャラクターの解放にも周回が必要だとしています。
楽曲も物足りず、あのテーマ曲が流れないことを残念がっています。物語への評価は、ほかの媒体より低めでした。
評価が分かれた点
いちばん割れたのは周回構造です。9点台の Push Square と PCGamesN は、これを面白さの核と見ています。対して76点の PC Gamer は、総評で物語の薄さと長い周回を欠点に挙げました。
コースの見分けづらさは、DualShockers、PCGamesN、TheSixthAxis が共通して指摘しています。初回は走行ラインが見えにくいとのことです。点数の高い媒体にも共通する弱点のようです。
物語の評価も割れています。DualShockers は声の演技を買う一方、CGMagazine と PC Gamer は演出の粗さを挙げました。惑星の数も CGMagazine の7つと PCGamesN の6つで食い違っています。
日本語版の状況
日本でも10月6日に同時発売です。対応機種は PS5、Xbox Series X|S、PC(Steam / Epic Games Store)です。Switch 2 版の予定はありません。
価格は Steam 版6,900円、PS5 版7,040円、デラックス版9,240円です。CERO は B(12才以上対象)区分です。
日本語はインターフェース・音声・字幕のすべてに対応しています。対応言語表はSteam のストアページで確認できます。
けん玉のひとこと
海外で点が伸びた理由は、たぶんレースゲームへの飢えなんですよね。『Burnout』を手がけた Criterion Games 出身者が集まったスタジオです。
日本ではこの系統の新作が長く出ていないぶん、同じ思い入れでは読まれないはず。それでもスター・ウォーズの看板は強く、ポッドレースへの期待で手に取る人は多いはずです。
迷っている人の分かれ目は、周回のやり直しを楽しめるかどうか。負けたら戻される設計は、淡々とタイムを削りたい人には合いません。
逆に、1周ごとに機体を組み替えて試すのが好きなら、点数どおりの作品になるはず。10月6日を楽しみに待ちたいところです。
※ PC Gamer と Eurogamer の評価内容は一次情報を確認しきれていないため、誤りがあればお問い合わせからお知らせください。




