スコアまとめ
『Phantom Blade Zero』の海外レビューが、発売3日前の10月26日に解禁されました。試遊の段階での評価は、海外4誌のプレビューをまとめた記事で紹介しています。
Metacritic は10月26日時点で 88 点です。31 件のうち 30 件が好意的、1 件が賛否混在でした。OpenCritic の Top Critic 平均は 91 点(35 件)で、おすすめ率は 100% です。
| 媒体 | 点数 | 評価の軸 |
|---|---|---|
| DualShockers | 9.5/10 | 武器の多さと探索の広さ |
| IGN | 9/10 | 難度の調整とボスの多彩さ |
| Push Square | 9/10 | 戦闘の自由さ、Pro の動作 |
| VGC | 4/5 | 戦闘の速さと一本道の構成 |
| Eurogamer | 3/5 | 雑魚戦とボス戦の落差 |
媒体ごとの評価
DualShockers(9.5/10)
PC 版の評で、表の中でいちばん高い点です。クリアまでは約40時間。メインの武器は30種類以上、サブ武器の「Phantom Edge」は20種類以上あり、それぞれ2つずつ装備できます。
隠し通路や大きな任意エリアがあり、能力を得て戻ると先へ進める作りも褒めました。不満は、敵が見えない壁の向こうへ押し出されることと、とどめの動きが空振りすることです。DualShockers のレビュー(英語)
IGN(9/10)
PC 版の評です。最も高い難度で約50時間かけてクリアし、大きなボスの多くは2〜3回で倒せたといいます。厳しすぎないのに危うさは消えない調整と、最後まで驚かされたボスの多彩さを高く買いました。
不満は地形です。小さな段差に引っかかり、見えない壁で落下死する。約200回死んだうち半分ほどがこうした事故だったそうです。物語も、用語と人物を詰め込みすぎだとしています。
ここ久しく遊んだ中でも指折りのアクションゲームだ
Push Square(9/10)
PS5 Pro の性能優先モードで遊んだ評です。おおむね 60fps で動くものの、一部のボス戦ではコマ落ちがありました。セリフが BGM に埋もれる音の不具合も挙げています。
褒めたのは、攻撃や回避、パリィでゲージを消耗しない戦闘の自由さです。メインの話は25〜30時間、寄り道を含めると約45時間。物語は、回想が人物の紹介なしに時代を飛ぶ点を厳しく評しました。Push Square のレビュー(英語)
VGC(4/5)
PC 版の評です。指折りの速さだと戦闘を評し、小型の敵のワイヤーアクション映画のような身のこなしを推しました。初見では攻撃が読みにくいものの、覚えていく過程が楽しいそうです。
点を下げたのは戦闘の外側です。ステージは一本道で、寄り道の多くは後半の道具がないと開きません。好きな場所には登れず、見えない壁が並びます。物語と人物も印象に残らなかったとしています。VGC のレビュー(英語)
Eurogamer(3/5)
Metacritic で唯一、賛否混在に入った評です(PC 版)。雑魚との乱戦は絶賛し、とどめの動きは30時間たっても初めて見るものが出てきたといいます。
ところがボスは硬く、こちらの攻撃が軽く感じられて戦いが長引くとしました。
木刀で、攻撃を当てる順番を待っているような気分だ
解禁の2日前に、動作の改善に加えてボスや武器の数値も見直す 67GB の更新が配られました。古いセーブで試すと序盤のボスの硬さは残っていたものの、発売時に変わる可能性には評者も触れています。
物語も、人物名や流派が一度に押し寄せると指摘しました。Eurogamer のレビュー(英語)
評価が分かれた点
いちばん割れたのはボス戦です。9 点の IGN は、ボスの多彩さを見どころに挙げました。3/5 の Eurogamer は、ボスが硬くて戦いが長引くと感じています。更新後の手ごたえは、発売後の評判で確かめたいところです。
探索も分かれました。DualShockers と IGN は、隠し要素や見落としやすい寄り道の多さを楽しんでいます。4/5 の VGC は一本道で面白みに欠けるとしました。見えない壁への不満は、点数の高低を問わず複数の媒体が書いています。
物語は、IGN・Push Square・VGC・Eurogamer の4媒体が弱点に挙げました。戦闘の評価とは、はっきり切り分けられています。
日本語版の状況
日本でも10月29日に、PS5 と PC(Steam・Epic Games Store)で発売されます。Steam のストアページは10月28日と表示しているので、遊べる時刻は直前に確かめておくと安心です。
価格は PS Store・Steam ともにスタンダード版が 8,580円、デジタルデラックス版が 9,980円です。日本語はインターフェースと字幕に対応し、音声は英語と簡体字中国語だけです。
けん玉のひとこと
5媒体を読み比べると、雑魚戦を含めた戦闘への賛辞はほぼ共通でした。割れたのはボスの硬さと探索の広さで、そこは遊ぶ人の好みも出やすいところなんですよね。
武侠ものの人物名や流派は、漢字で読める日本の読者のほうが追いやすいはず。回想で時代が飛ぶ構成は、同じように戸惑うかもしれません。
PS5 で遊んだのは Pro の Push Square だけなので、標準モデルの動きは発売後の声を待ちたいところ。戦闘目当てなら、発売日に飛び込んでいい1本だと思います。29日の発売を楽しみに待ちましょう。




