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Xboxの「ミシック実績」が実績コンプリートを称える。PSのプラチナトロフィーから18年

Xboxの「ミシック実績」が実績コンプリートを称える。PSのプラチナトロフィーから18年
海外の報道を管理人が日本語で要約した記事です。原文は記事末尾の出典からご覧ください。

Microsoftが、ゲームの実績をすべて解除した人に称号を用意しました。名前は「ミシック実績(Mythic Achievements)」です。2026年9月29日、まずXbox Insider向けに先行公開されました。

一般提供の時期はまだ出ていません。ですが今回いちばん引っかかるのは、家庭用の実績を作ったXboxのことです。そのXboxが20年あまり、「完全制覇の印」を持たずにきました。

Xboxが作ったのは称号ではなく数字だった

家庭用ゲーム機の実績は、2005年のXbox 360で始まりました。本体の発売と同時に、Xbox Liveの機能として入っています。

このとき決まった形がゲーマースコアです。実績ひとつひとつに点数が付き、プレイヤーの総得点として積み上がっていきます。

パッケージのソフトは当初1000Gが上限でした。Xbox Live Arcadeの小ぶりな作品は、実績12個で200Gという枠です。

つまりXboxは、達成を「点」で測る文化を先に作りました。ただ、その点を取り切った人に渡すものは用意しませんでした。1000Gを埋めても、プロフィールに専用の印が付くわけではありません。

Xbox 360の時代に唯一語られるバッジは、不正にスコアを盛った人に付く「Cheater」のほうでした。称える印がなく、罰する印だけがあった状態が長く続いたわけです。

プラチナは18年前から「見せる形」だった

PlayStationがトロフィーを入れたのは、Xboxに3年遅れた2008年です。PS3のシステムソフトウェア2.40で追加されました。

公開は7月2日でしたが、不具合で同日に取り下げられています。作り直されたのは7月8日の2.41でした。

出だしは決してきれいではなかったわけです(PlayStation.Blogの告知)。

それでもソニーは、後から入れたぶん、Xboxを見て足すものを選べました。トロフィーには上からプラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズの4グレードがあります。

このうちプラチナは、そのソフトのほかのトロフィーをすべて取ると手に入ります。「全部やり切った」という状態そのものに、名前と見た目が与えられました。

ここが点数方式との決定的な違いでした。1000Gは数字なので、他人のプロフィールを見ても何本やり切ったのかは分かりません。プラチナは数えられます。

Steamは達成率で止めた

PC側はどうだったか。Steamの実績は2007年から動いていて、同年10月の『Team Fortress 2』が代表例です。時期としてはXboxとPSのあいだにあたります。

Steamにあるのは、実績ごとの世界全体の達成率と、好きな実績をプロフィールに並べるショーケースです。「この作品を100%にした」ことを示す公式の称号は、今もありません。

実績のデータ自体はむしろ開かれています。未発売タイトルの実績リストが、ペルソナ6とキングダムハーツ4の実績リストが流出かと報じられたこともあります。

開いてはいるのに、称号にはしない。Steamはそういう立て方でした。

3系統を並べると、完全制覇を称号にしたのはPSがいちばん早く、Xboxがいちばん遅かったという順番になります。

ミシック実績は割り切った条件で来た

では今回の条件です。Xbox Wireは、要望の多かった機能のひとつだと紹介しています。

対象になるのは、そのゲームに最初から入っていた実績だけ。あとからDLCやアップデートで増えた実績は、解除しなくてかまいません。

一度取ったミシックは、その後にDLC実績が足されても外れません。実績一覧には進捗バーが付き、未解除の基本実績だけに絞って見られます。

この割り切りは、長く遊ばれる作品では大きく効きます。運営型のタイトルは実績が増え続けるので、「全部」を条件にすると終わりが来ません。

遡及適用もあります。過去にコンプリートしたタイトルには自動で付き、Xbox 360の作品も対象です。プロフィールには実績をまとめる新しいタブが追加されました。

残っている論点は、配信が終わった作品やサーバーが止まった作品の扱いです。実績サイトのTrueAchievementsがこの点を問いとして挙げ、まだ答えが出ていないと報じられています。

けん玉のひとこと

面白いのは、20年あまり後追いになった側が、条件だけは先に割り切ったところ。最初から基本分で線を引いたぶん、実績が増え続ける作品でも終わりが見えるんですよね。

Xboxが称号を作らなかった理由は、公式には語られていません。ただゲーマースコアが「積み上げる楽しさ」で回っていたぶん、区切りを作る必要がなかったのだろうと思います。総得点は減らないので、終わりを決めなくても遊び続けられます。

逆に言えば、今になって称号を足したのは、遊ぶ人の側が「終わり」を欲しがっていたということ。20年ぶんの1000Gが、いま初めて形になって返ってくるわけです。

遡及適用がありがたいのは、昔やり切った分まで数えてもらえるところ。Xbox 360で埋めた1000Gが、いまになってプロフィールに並び直す人もいるはずです。

一般提供の時期はまだ出ていません。その日にプロフィールを開くと、忘れていた1本にミシックが付いているかもしれません。

※ 配信終了作品でのミシック実績の扱いは一次情報を確認しきれていないため、誤りがあればお問い合わせからお知らせください。

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