セールのたびに買って、起動しないまま並んでいるソフトが何十本かあります。どれも面白そうで、だからこそ次の1本が選べません。
HowLongToBeat で積みゲーを崩す。クリア時間で次の1本を決める手順

私の場合、選べない夜は結局いつものオンライン対戦を起動して終わります。積みゲーは1本も減りません。
面白そうな順に並べるから選べない
積みゲーを前にしてやっているのは、優先順位付けではなく比較です。どれが一番面白いかを、遊ぶ前に決めようとしている。
けれど面白さは遊ぶまで分かりません。買った時点で全部が「面白そう」なので、その軸では差が付かない。だから毎回同じところで止まります。
遊ぶ前から分かっている数字はひとつだけあります。クリアまでにかかる時間です。これで並べ替えると、少なくとも順番は決まります。
クリア時間はどこで調べるか
HowLongToBeat というサイトがあります。プレイヤーが自分のクリア時間を投稿し、その集計をタイトルごとに表示する仕組みです。
英語のサイトなので、日本語のタイトル名では出てこないことがあります。『8番出口』なら “The Exit 8” のように、英語表記で引くと当たります。
表示は3つに分かれます。メインだけを追った Main Story と、サブ要素も拾った Main + Extras。やり込みまで含めた Completionist が3つ目です。
積みゲーを崩す目的で見るのは Main Story だけでいいと思っています。残り2つは「終わらせる」ための数字ではなく、「しゃぶり尽くす」ための数字だからです。
注意したいのは、これがユーザーの自己申告の集計だという点です。同じ作品でも人によって遊び方が違うので、数値には幅があります。
だから分単位で信じる数字ではありません。「30分の作品」なのか「30時間の作品」なのかを区別できれば、積みゲーを並べ替えるには十分です。
自分に何時間あるかを先に測る
作品側の時間が分かっても、自分側の時間を知らないと並べ替えは終わりません。「15時間なら余裕」と思う人と「15時間は無理」と思う人で、選ぶべき1本が変わります。
Switch と Switch 2 には、遊んだ時間を見る機能が公式にあります。HOME 画面左上のユーザーアイコンから「マイページ」を開きます。「プロフィール」を選んで下にスクロールすると「プレイ記録」が出ます。最大20件まで並びます。
ひとつだけ補足を。本体の表示とスマートフォンアプリ「Nintendo Store」の表示は集計方法が違います。数値が一致しない場合があると、任天堂がサポートページで注記しています。厳密な合計を出す用途には向きません。
なお、私が公式の案内まで確かめられたのは Switch だけです。PS5 や Xbox、Steam でどう案内されているかは押さえられていません。
見るべきは合計ではなく感覚のずれです。「先月そこそこ遊んだ」と思っていた月が実は6時間だった、ということが起きます。その6時間で30時間の大作を始めれば、当然また積みます。
積みゲーを3つの山に分ける
調べた時間で、手持ちを3つに分けます。細かく分けるほど決められなくなるので、3つで止めるのがちょうどいい。
| 山 | Main Story の目安 | 崩すタイミング |
|---|---|---|
| 一晩の山 | 3時間まで | 平日の夜。その晩か翌晩で終わる |
| 週末の山 | 3〜15時間 | 土日か連休。生活を崩さず終わる |
| 腰を据える山 | 15時間以上 | 次に遊ぶものを決めなくていい時期 |
境目にある作品はどちらに入れても構いません。迷ったら短いほうに入れます。
順番は上からです。一番面白そうなものからではありません。理由は単純で、1本終わると次が選びやすくなるからです。積みゲーが減らない本当の理由は本数ではなく、「何も終わっていない」状態が続くことにあります。
一晩の山から崩す
具体的にどのくらいが「一晩の山」か。手持ちにあれば分かりやすい2本を挙げます。
『8番出口』は1周が15〜30分です。KOTAKE CREATE が2023年11月29日に出した作品です。Switch や PlayStation、Xbox、PC で遊べます。
ただし異変を見落とすと最初に戻されるので、実際の所要時間は人によってかなり動きます。
『風ノ旅ビト』は全体で2〜3時間と紹介されています。thatgamecompany が2012年に出した作品で、この数値は当時の GameSpot のレビューによります。始めた夜のうちに終わって、余韻だけが残ります。
どちらも「短いから軽い」わけではありません。短いから最後まで行ける、という話です。
2時間で見切る区切りをつくる
短い山を崩しても、途中で合わない作品は必ず出てきます。そこで手が止まると、また積みゲーに戻ります。
区切りとして使えるのが Steam の返金条件です。購入から14日以内で、かつプレイ時間が2時間未満であれば返金を申請できます。
返金するために使うのではありません。「2時間触って乗れなければ、その1本は今の自分に合っていない」という線を、外から借りるということです。
積みゲーが重いのは、買ったものは終わらせるべきだという気持ちがあるからだと思います。2時間で棚に戻す判断を最初から持っておくと、次の1本に移りやすくなります。
結局、今夜どれを起動するか
手順は3つです。手持ちのタイトルを HowLongToBeat で調べ、3つの山に分け、一晩の山の一番上から起動する。
腰を据える山は、そこが空になってから手を付ければ十分です。『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』のような作品は、まとまった時期に向き合うほうが向いています。無印とロイヤルどちらを選ぶかで悩む時間も、その中に入れておけば済みます。
もうひとつ。積みゲーが増える速さは、崩す速さより基本的に速い。今週0円で遊べるタイトルのような話を追いかけているなら、なおさらです。
だから全部崩すことは目標にしないほうがいい。今夜1本終わらせる、で十分だと思っています。
一晩の山を何本崩しても週末の山に手が出ないなら、外れているのは山の分け方ではなく持ち時間の見積もりです。そのときは自分側の時間を測り直します。
関連商品広告
以下のリンクから商品を購入されると、当サイトに紹介料が支払われることがあります。価格や在庫は変わることがあるため、各ストアでご確認ください。




