米国のオンライン小売から在庫が消えた
GeForce RTX 5090 が、米国の主要なオンライン小売から買える状態でなくなりました。Amazon、Newegg、Best Buy のいずれも、自社の在庫としては扱いがありません。PCGamesN が9月14日に伝えています。
買えるのはマーケットプレイスのサードパーティ出品だけ。その価格は6,000ドルを超えるものが多く、9,000ドルに届く出品も並んでいます。NVIDIA が2025年1月の発売時に設定した米国の希望小売価格は1,999ドルでした。
国内でも在庫は尽きている
日本でも同じ動きが出ています。9月11日の時点で在庫を持つ製品が見当たらなくなり、取り寄せでの最安値は100万円を超える水準と伝えられています。
6月中旬にはまだ在庫のある製品が複数ありました。三か月ほどで、買える状態のカードが売り場から引いていったことになります。
値札を押し上げているのは AI 需要
原因として挙げられているのは、ゲーマー以外の買い手です。RTX 5090 は32GB の GDDR7 メモリを積んでいて、この容量と帯域が AI の処理にちょうど向いています。計算資源を求める企業が、ゲーム向けのカードをそのまま買い集めているわけです。
NVIDIA からも小売側からも、この件についての説明は出ていません。再入荷の時期も、値段が戻る条件も示されていない状態です。
けん玉のひとこと
買えない値段の話を読んでも、正直あまり楽しくないんですよね。ただ、今回消えているのは32GB のメモリを積んだ最上位の1枚です。AI 用途に向く理由がそこにある以上、同じ事情が下位モデルにそのまま当てはまるとは限りません。
今すぐ組むなら、5090 の再入荷を待つより一段下のカードを見に行くほうが現実的なところ。戻ったかどうかの目安は、Amazon や Best Buy に自社の在庫が並ぶかどうか。そこが動かないうちは、出品価格だけが上下する状態が続きます。
手元のカードを延命する手もあります。NVIDIA は DLSS 5 を GeForce RTX 40 にも対応させる方針を示していて、前の世代でも伸びしろは残っているはず。
最上位を狙っていた人には気の毒な相場です。それでも、遊ぶための選択肢そのものが減ったわけではありません。値段が落ち着くまでは、手元の環境で遊べるものを楽しんでおくのがいいと思います。
※ 国内の実売価格と在庫状況は一次情報を確認しきれていないため、誤りがあればお問い合わせからお知らせください。





