スコアまとめ
Metacritic の平均点は、10月1日時点で 80 点です。集計に入っているのは 5 媒体で、件数はまだ少なめです。
内訳は Final Weapon と The Outerhaven が 90 点、DualShockers が 85 点。SteamDeckHQ は 70 点、IGN Italia は 65 点です。
下の表は、機種ごとの違いが見えるように選んだ 5 媒体の点数です。各媒体が自分のサイトで公開した点で、Metacritic の集計と重なるのは The Outerhaven だけです。
| 媒体 | 点数 | 評価の軸 |
|---|---|---|
| The Outerhaven | 90 | PC の動作と戦闘の手ごたえ |
| TheSixthAxis | 80 | リマスターとしての誠実さ |
| CGMagazine | 80 | 原作への忠実さと遊びやすさ |
| Cubed3 | 80 | Switch 2 での見た目と動作 |
| Push Square | 70 | 戦闘が飽きるまでの早さ |
媒体ごとの評価
The Outerhaven(90点)
PC 版の評で、今回いちばん高い点です。回避とジャストパワーガードの追加で、雑兵が攻めてくるぶん立ち回りを考える戦闘になったと見ています。
試した環境では 120fps が安定したそうです。一方、原作にあったチャージダッシュとチャージジャンプ攻撃が消えた点は惜しんでいます。The Outerhaven のレビュー(英語)
TheSixthAxis(80点)
評しているのは PS5 版です。回避ボタンとジャストパワーガード、武器合成による育成を利点に挙げています。
そのうえで戦闘は単純で繰り返しになると認め、ジャストパワーガードと回避の受付が厳しい点を指摘します。『真・三國無双 ORIGINS』の密度を期待すると合わないそうです。
懐かしさに便乗した安易な商売が多いなかで、これは正しく作られたリマスターだ
(TheSixthAxis)TheSixthAxis のレビュー(英語)
CGMagazine(80点)
見ているのは Xbox Series X 版です。回避とジャストパワーガードで戦闘の反応が良くなり、モーションも滑らかになったと書いています。画面分割の 2人プレイも評価しています。
引っかかったのは、フレームレートの落ち込みと、CPU の挙動に残る古さです。作り直した見た目を当時のものに戻す選択肢がないことも挙げています。CGMagazine のレビュー(英語)
Cubed3(80点)
取り上げているのは Switch 2 版です。原作と『猛将伝』がそろう収録量と、画面分割の協力プレイを評価しています。後の続編で増えすぎた要素を削いだ形が、かえって良いという見方です。
一方、Switch 2 での動作は厳しく見ています。フレームレートが 30fps と 60fps の間で揺れて気になり、解像度は PS2 版に近く見えるそうです。Cubed3 のレビュー(英語)
Push Square(70点)
PS5 版の評で、今回いちばん辛い点です。新要素を切って 2001年当時の操作で遊べる設定は、原作派には効くとしています。
そのうえで、コンボの幅が狭く戦闘がすぐ繰り返しになると指摘します。戦場が広く移動が退屈だとも書き、遊びの進化を求める人には薄いと結論づけました。
今の時代に合わせようという試みであり、おおむね成功している
(Push Square)Push Square のレビュー(英語)
評価が分かれた点
最も割れたのは Switch 2 の扱いです。Cubed3 は揺れるフレームレートを認めながら 80 点を付けました。
これに対し Respec の機種別検証は、Switch 2 を「2026年で最悪級の移植」と評しました。ゲーム内のロードは 17〜58 秒。PS5 Pro は 60fps を維持し、10〜17 秒でした。
もうひとつは戦闘の古さの受け止め方です。90 点の The Outerhaven は、雑兵が攻めてくる手ごたえを買いました。70 点の Push Square は、空いた戦場を退屈と見ています。分かれ目は 2001年の設計をそのまま遊べるかどうかです。
日本語版の状況
日本では 10月1日発売で、日本語題は『真・三國無双2 with 猛将伝 Remastered』です。海外題が『Dynasty Warriors 3』なのは、2作目以降の英題の番号が日本より 1 つ多いためです。
2003年の『真・三國無双3』とは別の作品です。中身は 2001年の PS2『真・三國無双2』と拡張『猛将伝』の 2 本です。
機種は PS5・Switch 2・Xbox Series X|S・Steam です。Steam のストアページは 7,480円(税込)で、日本語は音声にも対応します。
コーエーテクモの公式サイトでは、体験版が全機種で配信中です。ほかの新作は10月発売の新作ゲーム18本にまとめています。
けん玉のひとこと
リマスターの平均 80 点は、けっこう高い方です。懐かしさだけで売る出し直しも多いなか、ここまで点が付くのは作り込みの結果なんですよね。
気になるのは Switch 2 の扱いの差です。携帯できる機種で無双を遊びたい人ほど Switch 2 を選びたいはずで、そこがいちばん引っかかるところ。
25年前の戦闘を今そのまま出して 80 点が付く事実は大きいはずです。当時の操作に戻せる設定があるのも、良い判断だと思います。
体験版が全機種で出ています。点数が答えを出さない作品ほど、買うつもりの機種で動きを確かめるのが早いはず。触ってから決めてみてください。




