購入ガイド

『ペルソナ』シリーズはどこから始めるか。本体と時間と値段で決める最初の1本

『ペルソナ』シリーズはどこから始めるか。本体と時間と値段で決める最初の1本

『ペルソナ』は名前だけなら誰でも聞いたことのあるシリーズです。ただ、いざ買おうとすると番号が5まであり、そこにリメイクの話まで混ざってきます。

1作目『女神異聞録ペルソナ』は9月20日で30周年、『ペルソナ5』は9月15日で10周年。名前を聞く機会が増えている時期です。

いま新品で買えるのは『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』『ペルソナ3 リロード』『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』の3本。決め方は3つです。持っている本体、1本にかけられる時間、そして出せる金額。

番号はつながっていない

主人公も舞台も作品ごとに別です。『3』の学生寮、『4』の田舎町、『5』の東京に、話の続きはありません。前の番号を遊んでいないと置いていかれる、という作りにはなっていないので、好きな番号から入って構いません。

共通しているのは仕組みのほうです。昼は学生として通学し、放課後や夜に異世界へ潜る。人との関係を深めるほど、戦いで使うペルソナが強くなる。この骨組みが『3』から今日まで続いています。

例外は『ペルソナ2』で、こちらは『罪』と『罰』の2本に分かれています。ただし現行機では遊べないので、1本目の候補には入りません。

本体で決めると候補はすぐ減る

3本の対応機種は重なっていますが、同じではありません。持っている本体を当てはめると、候補は1つか2つに減ります。

Xbox と Steam なら3本とも遊べます。PlayStation なら『5 ザ・ロイヤル』と『3 リロード』に PS5 版があり、『4 ザ・ゴールデン』は PS4 版です。

Switch では『5 ザ・ロイヤル』と『4 ザ・ゴールデン』の2本。Switch 2 なら、そこに『3 リロード』が加わって3本そろいます。

時間の差は倍近く開く

3本はどれも長めのRPGですが、必要な時間は同じではありません。メインの筋を追うだけなら、『3 リロード』が約57時間、『4 ザ・ゴールデン』が約68時間。『5 ザ・ロイヤル』は約100時間。メーカーが出した目安ではなく、遊んだ人の申告を集めた数字です。

平日に1時間ずつしか触れないなら、『5』は3か月かかる計算です。まとまった休みがあるのか、少しずつ進めたいのか。ここで見え方はかなり変わります。

短く終わらせたいなら『3 リロード』、長く浸かりたいなら『5 ザ・ロイヤル』。この見当で外れません。

PlayStation で選ぶなら『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』

PS5 か PS4 を持っているなら、ここが一番迷わない入口です。PlayStation Store のページに、PlayStation Plus エクストラの対象と書かれています。

つまり、加入していれば買わずに始められます。合わなければやめればいい。100時間級の作品を試すのに、この入り方はかなり有利です。

買い切りなら税込7,678円。2016年の『ペルソナ5』に新キャラクターと3学期を足したのが『ザ・ロイヤル』です。2022年10月21日のリマスター版で Switch、Xbox、Steam にも並びました。

怪盗団として大人の歪んだ欲望を盗む話で、派手さはシリーズで一番です。PS4版とリマスター版を合わせて330万本を売っています(2022年11月末時点)。

ストアには2016年の無印も残っています。いま選ぶなら追加要素の入った『ザ・ロイヤル』で、違いは『ペルソナ5』10周年の記事に書きました。

Switch 2 で遊ぶなら『ペルソナ3 リロード』

Switch 2 を持っているなら『3 リロード』が候補になります。公式サイトの Switch 2 版ページによると、2025年10月23日発売で税込7,678円。PS5、PS4、Xbox、Steam 版は2024年2月2日に出ています。

もとは2006年の『ペルソナ3』で、作り直しにあたります。2026年6月の発表では300万本に達しました。

主人公が仲間を率いて「影時間」に現れる敵と戦う話で、死や別れの扱いが3本のなかで最も重い作品です。明るい話を探しているなら、ここは覚悟がいります。

追加エピソード「エピソード アイギス」はエクスパンションパスの第3弾として2024年9月10日に配信されました。本編とは別売りなので、まず本編だけで十分です。

安く試すなら『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』

シリーズが自分に合うか分からない、という段階なら『4 ザ・ゴールデン』です。Steam のストアページでは税込1,980円で、3本のなかでは頭ひとつ安く入れます。

2020年6月14日に Steam へ出た作品です。2023年1月19日には PS4、Switch、Xbox にも広がりました。もとは2008年の『ペルソナ4』で、PS Vita 版『ザ・ゴールデン』の内容にあたります。

舞台は霧の出る田舎町で、テレビの中に入って連続殺人の犯人を追います。仲間と過ごす場面が多く、3本のなかでは空気が一番明るい作品です。

2027年の『ペルソナ4 リバイバル』を待つ手もある

急がないなら待つ選択もあります。『ペルソナ4 リバイバル』は2027年2月18日に発売予定です。ペルソナチャンネルの告知によると、Switch 2 版は3か月遅れの5月20日になります。価格は未発表です。

紛らわしいのですが、これは『4 ザ・ゴールデン』とは別物です。『ザ・ゴールデン』は Vita 版の移植で、『リバイバル』は作り直し。同じ『4』でも中身は同じものになりません。

『ペルソナ6』も動いていて、9月9日のニンテンドーダイレクトで Switch 2 対応が発表されました。こちらは発売日が出ていません。1年半待てる人は『リバイバル』から入り、待てない人は『5』か『3』で構わない、という整理でいいはずです。

『1』『2』はまだ順番待ち

30周年の『女神異聞録ペルソナ』と『ペルソナ2』は、現行機に移植されていません。リメイクも公式には発表されていない状態です。

アトラスの和田和久さんは海外インタビューで「いずれやることになるだろう」と語っています。詳しくは和田さんのリメイク発言に書きました。計画の発表ではないので、1本目をここから選ぶことはできません。

3本の値段と機種

作品 発売 遊べる機種 価格の目安 もとの作品
ペルソナ5 ザ・ロイヤル 2022年10月21日(リマスター版) PS5/PS4/Switch/Xbox/Steam 7,678円 2016年『ペルソナ5』
ペルソナ3 リロード 2024年2月2日(Switch 2 版は2025年10月23日) PS5/PS4/Switch 2/Xbox/Steam 7,678円 2006年『ペルソナ3』
ペルソナ4 ザ・ゴールデン 2020年6月14日(PS4・Switch・Xbox版は2023年1月19日) PS4/Switch/Xbox/Steam 1,980円 2008年『ペルソナ4』

価格は税込で、執筆時点の目安です。『5 ザ・ロイヤル』と『3 リロード』はストアの通常版、『4 ザ・ゴールデン』は Steam 版の表示にあたります。デラックス版やパスつきの版は別の値段になります。

サブスクの対象は入れ替わります。『5 ザ・ロイヤル』はいま PlayStation Plus のゲームカタログに入っています。始める前に自分のライブラリで確かめてください。

結局どれを選ぶか

PlayStation を持っていて PS Plus エクストラに入っているなら『5 ザ・ロイヤル』です。追加の出費なしで、シリーズで一番売れた作品から入れます。入っていないなら買い切り7,678円。

Switch 2 なら『3 リロード』。100時間に尻込みするなら、こちらのほうが終わりが見えます。

Switch(初代)は『5 ザ・ロイヤル』と『4 ザ・ゴールデン』の2本から選びます。Xbox と Steam は3本そろうので、時間と値段だけで決めて構いません。

とりあえず触ってみたいだけなら1,980円の『4 ザ・ゴールデン』で十分です。合えば『5』へ、合わなければそこまで。この額なら判断も早くつきます。

30年続いたシリーズを、いまは2,000円弱から試せます。番号順に追う必要はないので、気になった1本を開いてみてください。

※ 各作のクリア目安時間と『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』のサブスク提供状況は一次情報を確認しきれていないため、誤りがあればお問い合わせからお知らせください。

関連商品広告

以下のリンクから商品を購入されると、当サイトに紹介料が支払われることがあります。価格や在庫は変わることがあるため、各ストアでご確認ください。

ペルソナ5 ザ・ロイヤル

ペルソナ5 ザ・ロイヤル

PlayStation で1本目を選ぶなら。サブスクでも遊べる

楽天 1,989円〜(取得時点)

ペルソナ3 リロード

Switch 2 で遊べる1本。3本のなかでは短めに終わる

ペルソナ4 ザ・ゴールデン

1,980円から。合うかどうかを安く確かめたい人向け

ペルソナ4 リバイバル

2027年2月発売予定の作り直し。待てる人はこちら

関連記事

ゲーム探訪––レトロ機PlayStationSwitchXboxPC / Steamスマホ

『ペルソナ5』発売10周年。公式が出した販売本数と、無印とロイヤルどちらを選ぶか

2016年9月15日発売の『ペルソナ5』が10周年。アトラスとセガが出した販売本数を発表日と基準日つきで並べ、10年で何が伸びたのかを整理しました。無印とロイヤルの違い、PS Plus・Game Pass・買い切りのどれで始めるかまで書いています。

ニュース––PlayStationレトロ機XboxPC / Steam海外

『ペルソナ1』『2』のリメイク、アトラス和田和久さんが「いずれやることになる」と発言

アトラスの和田和久さんが海外インタビューで『ペルソナ1』『2』のリメイクに触れ、いずれ手をつけることになると語りました。計画の発表ではありません。2作が現行機に移植されていない現状と、直近のリメイクの間隔から、時期がどこまで読めるかを整理しています。

購入ガイド––PlayStationPC / SteamNEW

デス・ストランディングはどれから遊ぶ? 続編『2』に前作は必要か、2027年のアニメとの順番

『デス・ストランディング』は初代と続編『2』のどちらから遊ぶか。『2』は前作の11か月後の話で、公式は独立した続編と紹介しています。Steamの定価は4,980円と8,980円で、どちらも日本語音声付き。2027年配信のアニメとの順番も整理しました。