稲葉社長が語った「世界を拡大させたい」
プラチナゲームズの稲葉敦志社長が、ベヨネッタの世界を「拡大させたい」と語りました。東京ゲームショウ2026のファミ通.com対談で、相手は『ステラーブレイド』ディレクターのキム・ヒョンテ氏です。
ベヨネッタの今後について聞かれた稲葉氏は、こう答えました。
ベヨネッタというキャラクターをもっと広げたい、世界を拡大させたいという強い気持ちはあります
世界の広げ方については「今後にご期待ください」とも加えています。ただし新作の有無を聞かれると、「すみません、ノーコメントで(笑)」と答えるにとどめました。
同じ対談では Switch 2 にも触れ、「ポテンシャルはすごくあるハード」と評価しました。プラチナゲームズはまだ Switch 2 向けのソフトを出していません。
キム・ヒョンテ氏が見せたベヨネッタへの愛着
対談では、キム氏の『ベヨネッタ』への愛着が目立ちました。「僕の人生に欠かせない重要な作品です」と語り、次回作のデザインを任せてほしいとまで売り込んでいます。
コラボ衣装は「ベヨネッタ」「修道女」「ジャンヌ」と、キム氏オリジナルの「ブラックトレス」の4種です。SHIFT UP の公式ブログによると、11月6日0時から Switch 2・PS5・PC で無料配信されます。
一方で、シリーズの生みの親である神谷英樹氏は2023年10月にプラチナゲームズを退社しました。現在はクローバーズでスタジオヘッドを務めています(Scalebound 復活は現実的か)。
看板キャラクターを広げる構想は、作り手の顔ぶれが変わったところから始まることになります。
ベヨネッタ シリーズのこれまで
| 作品 | 発売 | 機種 | 販売本数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ベヨネッタ | 2009年10月 | Xbox 360 / PS3 | 非公表 | 神谷英樹氏が手がけた起点 |
| ベヨネッタ2 | 2014年9月 | Wii U | 非公表 | 任天堂が関わり独占作に |
| ベヨネッタ3 | 2022年10月 | Switch | 非公表 | 現時点で最新のナンバリング |
| ベヨネッタ オリジンズ: セレッサと迷子の悪魔 | 2023年3月 | Switch | 非公表 | 戦闘を一新したスピンオフ |
セガ・任天堂・プラチナゲームズのいずれも、各作の累計販売本数を公表していません。初代は2014年にWii U、2018年にSwitchへ移植され、ナンバリングの最新作からは4年が経っています。
けん玉のひとこと
新作を聞かれて「ノーコメント」が返ってきた以上、社内で何かが動いている気配はあります。ただ広げ方は続編だけとは限らず、他社タイトルへのゲスト出演やアニメ化のような道もあるはず。
生みの親が抜けた看板をどう扱うかは、簡単な判断ではありません。それでも稲葉さんが「拡大させたい」と口に出したこと自体が、シリーズを畳む気はないという意思表示なんですよね。
キム氏のような作り手が、他社からわざわざ手を挙げてくれています。17年かけて積み上げたベヨネッタの強さは、そこに出ていると思います。





