『Gears of War: E-Day』の販売本数について、調査会社のAlinea Analyticsが推計を出しました。評価は海外レビューまとめで整理したので、ここでは売れ方を見ます。

10月1日の先行アクセス開始から数えて、本編は約23万本です。売上は約3,700万ドル(1ドル150円換算で約55億円)で、後で触れるアップグレードの分も合わせた数字とみられます。

どちらも同社の推計で、Microsoftの発表ではなく、手法も非公開です。記事の公開は10月9日です。

23万本に入っていない人たち

項目 Alineaの推計
Steamの販売本数 約16.8万本(売上 約1,100万ドル)
Xbox(本体・PC)の販売本数 約6.2万本
Game Passで遊んだ人 約170万人
うち30ドルの先行アップグレードを買った人 約72.2万人(約2,170万ドル)

Xboxの販売本数は、Steamの半分にも届きません。Game Pass UltimateとPC Game Passの会員は、本編を買わずに遊べるためです。

23万本に入っていないのが、Game Pass経由の約170万人です。このうち約72万人が、最大5日早く遊べるアップグレードに30ドルを払いました。日本のXboxストアでは4,200円です。

足すと、お金を払った人は約95万人です。Alineaの数字から計算すると、Xbox側の売上約2,600万ドルの8割以上をアップグレードが占めます。

70ドルの本編より30ドルの追加が売れた

Xboxでは、アップグレードが本編の約12倍売れた計算です。AlineaのRhys Elliott氏は、こう見ています。

Xboxは事実上、いちばん価値のある客から、いちばん少なく受け取っている。(Alinea Analytics)

プレイ時間が5時間以下の人はXboxで54%、Steamで32%です。15時間を超えた人はXboxで19%、Steamで33%でした。

同社は、Game Passで試して離れる人がXbox側に多いと見ています。ただ会員が多いぶん、長く遊んだ人の実数はXbox側が上回るとも書いています。

けん玉のひとこと

「23万本」だけを見ると、海外レビュー平均88点(10月2日時点)の大作にしては少なく見えます。でもGame Passで遊んだ約170万人を足すと、200万人近くが手に取った計算。数え方ひとつで、まるで違う作品に見えるんですよね。

気になるのは、先行アップグレードを買った熱心な会員ほど30ドルで済んでいるところ。遊ぶ側には助かる形ですが、作り手にきちんとお金が戻る仕組みも続いてほしいんです。

推計の数字は、公式の発表が出たときにあらためて突き合わせます。買うか迷っている人は、70ドルを出す前にGame Passで試す選び方もあるはずです。