ファイナルファンタジーを初めて遊ぼうとして、入口で止まった人は多いはずです。ナンバリングだけで16本あり、そのほとんどが別の世界の別の話だからです。
ファイナルファンタジーはどれから始める? 最初の1本はFF10、目的別にVII リメイク・XVI・XIVも

順番に追う必要はありません。ただ、どれを選んでも同じというわけでもありません。いま買える版があるかどうかで、事情がかなり変わってきます。
先に結論を書きます。けん玉が最初に勧めるのは『ファイナルファンタジーX』です。ただし目当てによっては、別の1本のほうが早く着きます。その分かれ目までまとめました。
ナンバリングは1本ずつ独立している
ナンバリングタイトルは作品ごとに世界も登場人物も別で、物語のつながりはほとんどありません。『I』を知らないまま『X』から始めても、話が分からなくなることはありません。
共通しているのは中身ではなく作法のほうです。ジョブ、魔法の名前、召喚獣、チョコボ、モーグリ、そしてシドという名の人物。これらが作品を変えて何度も出てきます。
ただし例外が3組あります。ここを取り違えると、遊ぶ順番を間違えます。1組目は『X』と『X-2』です。同じ舞台と人物で続く直接の続編で、いまは2本が1つのパッケージに入っています。
2組目は『XIII』です。『XIII-2』『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』と続く三部作で、主人公も世界も引き継ぎます。
3組目が『VII』のリメイクです。『リメイク』『リバース』と来て、『リベレーション』で完結します。完結編の中身はFF7リベレーションは約200GBで書きました。
逆に言えば、この3組以外はどこから入っても構いません。
いまの機種で買えないのは2本だけ
| 作品 | いま買える版 | 対応機種 |
|---|---|---|
| I〜VI | ピクセルリマスター | Switch/PS4/Steam/iOS/Android/Xbox Series X|S/Windows |
| VII(1997年) | 移植版 | PS4/Switch/Xbox One/Steam/iOS/Android |
| VIII | VIII リマスタード | PS4/Switch/Xbox One/PC/iOS/Android |
| IX | 移植版 | PS4/Switch/Xbox One/Steam/iOS/Android |
| X・X-2 | X/X-2 HD リマスター | Switch 2/Switch/PS4/Xbox One/Xbox Series X|S/Steam |
| XI | オンライン専用 | PS2/PC/Xbox 360 |
| XII | ザ ゾディアック エイジ | PS4/Switch/Xbox One/Steam/Windows 10/Xbox Game Pass |
| XIII | 三部作を個別に購入 | PC/Xbox One |
| XIV | オンライン専用(月額制) | Windows/Mac/PS5/PS4/Xbox Series X|S |
| XV | ロイヤルエディション | PS4/Xbox One(PCはWindows Edition) |
| XVI | 通常版 | PS5/PC(Steam・Epic Games Store) |
| VII リメイク | インターグレード | PS4/PS5/Switch 2/Xbox Series X|S |
| VII リバース | 通常版 | PS5/Switch 2/Xbox Series X|S/PC |
対応機種はスクウェア・エニックスの公式サイトに載っているものです。こうして並べると、16本のうち大半がいまの機種で買える状態にあると分かります。
手を出しにくいのは2本です。『XI』は現行機向けの版がなく、『XIII』の三部作も据え置きではXbox One版が最後になっています。
『XIII』を三部作でそろえたい人は、PC版かXbox One版を探すことになります。ここだけ道が細いままなのは、正直もったいないところです。
物語で選ぶなら『ファイナルファンタジーX』
最初の1本として勧めたいのが、2001年7月19日に出た『X』です。理由は2つあります。
ひとつは評価の高さです。Metacriticの平均点は92点で、レビューは53件。2026年9月20日時点の数字です。シリーズでも指折りの評価が、25年たったいまも動いていません。
もうひとつは遊べる場所の広さです。『X/X-2 HD リマスター』はSwitch 2からSteamまで一通りそろっていて、手持ちの機種がどれでも入口になります。
収録内容と対応機種は公式のタイトルページで確認できます。発売25年の節目についてはファイナルファンタジーX、発売から25年にまとめました。
しかも続編の『X-2』が同じパッケージに入っています。気に入ればそのまま2本目に進めるので、「次に何を買うか」でもう一度迷わずに済みます。
いまの大作を味わうなら『VII リメイク インターグレード』
最新の作りを体験したいなら、『ファイナルファンタジーVII リメイク』から入る手があります。1997年の『VII』を作り直した三部作の1作目です。
評価も売れ方も申し分ありません。Metacriticは87点、レビュー126件。発売から3日で350万本が出荷とダウンロードで動いています。
2作目の『リバース』はさらに高く、92点です。そして3作目の『リベレーション』が2027年4月8日に出る予定です。いまから始めれば、完結に間に合う計算になります。
ただし1作目は原作の序盤にあたる範囲を膨らませたものです。原作を知らないほうが素直に楽しめる、という言い方もできます。予備知識なしで飛び込んで構いません。
1本で完結するものがいいなら『XVI』
三部作を追いかけるのは腰が重い、という人もいるはずです。その場合は2023年6月22日発売の『XVI』が候補になります。1本で物語が終わるナンバリングの最新作です。
PC版も2024年9月18日にSteamとEpic Games Storeで出ています。Metacriticは87点、レビュー146件。発売から1週間ほどで300万本という数字も出ています。
発売日や関連作品は公式のタイトルページで確認できます。三部作に付き合う時間がないなら、ここから入るのが早いです。
お金をかけずに試すなら『XIV』
そもそも自分に合うか分からない、という段階なら、オンライン作品の『XIV』にフリートライアルがあります。
無料で遊べるのは「新生エオルゼア」から「漆黒のヴィランズ」まで。レベル80までで、期間の制限はありません。拡張パッケージ3本ぶんが費用ゼロで開いている計算です。
登録は公式のフリートライアルのページからできます。合わなければやめればいい、という気楽さは他の入口にはありません。
時間が取れないなら『ピクセルリマスター』
まとまった時間が取れない人には『I』から『VI』のピクセルリマスターがあります。ドット絵の時代から順に追えて、Switch、PS4、Steam、スマートフォンのほか、Xbox Series X|SとWindowsでも遊べます。
この6本は1本あたりが短く、いまの大作ほど時間を取られません。腰を据える時間がなくても進めやすいので、むしろこちらが現実的な入口になります。
Switch版とPS4版は2023年4月20日に出ました。Xbox Series X|S版とWindows版は2024年9月26日の追加です。公式サイトに6本ぶんの情報がまとまっています。
けん玉のひとこと
シリーズの累計出荷は2億1200万本を超えています。その数字の読み方はファイナルファンタジーは累計2億1200万本で書きました。
これだけ続いた作品で、16本のうち大半がいまも買える。40年近いシリーズとしては、かなり恵まれた状況のはずです。
けん玉の答えは5つ。物語なら『X』、いまの大作なら『VII リメイク』、1本で終わらせたいなら『XVI』。0円で試すなら『XIV』、短く遊ぶならピクセルリマスター。
面白いのは、どれを選んでも「ファイナルファンタジーを始めた」ことになる点です。世界が独立しているせいで迷うわけですが、その独立がそのまま、どこからでも入れる自由になっているんですよね。
だから最初の1本で正解を引こうとしなくて大丈夫です。合わなければ別の番号に移ればいい。16本ぶんの入口が開いているシリーズを、気楽に選ぶところから始めてみてください。
※ ファイナルファンタジーXVIのXbox版と、XII以外の作品のサブスクでの提供状況は一次情報を確認しきれていないため、誤りがあればお問い合わせからお知らせください。
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